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2026梅仕事 梅シロップ、13年目の梅干し作り、梅醤油そして13年間寝かせた梅酢

青梅 食べ物のこと

みなさまごきげんようでございます。

本日は夏至。
一年でいちばん昼間が長い日で明日からはじわじわと冬へ向かうのでありました。
今年は何年ぶり?というくらいいまのところ涼しい日が続いているけれど油断しているとガツッと激暑になるだろうから油断はするまい。

そして昨日梅雨入りしたばかりではありますが梅雨といえばの梅仕事でございますよ。
気がつけば梅仕事を初めて13年目。
なかなか続いているわね。
なんでもそうだけれど「続けること=やめないこと」が大事よね。
やめない人がいちばん遠くに行ける、みたいな言葉もありますしね。

これからもゆるゆる楽しんでいこう、梅仕事!

すべての始まりは梅の実を洗うところから

梅の実と天井に映る影
梅仕事の中でいちばん好きな作業が青梅を洗う前の瞬間、水の中でぷかぷかしている梅の実を眺めているときかも。
梅の実の周りにつぎつぎと浮かんでくる気泡の数々。
毎年飽きずにしばし眺めちゃうもんね。
梅の実カワイイ。

今年はふと見上げた天井にも梅の実の影がくっきりと映っていてぷかぷかしていましたよ。
あー宮沢賢治の「やまなし」にでてきたカニの兄弟もこんな気分で上を見上げていたのかな?我が家のクラムボンの正体は梅の実でした、ふふふ。
梅の実カワイイ。

梅シロップの梅の実はすぐにシワシワになる

梅酒と梅シロップの実の違い
去年仕込んだ梅酒、お酒はジンを使ったのだけれどこれがまぁとてもおいしい。
いままではホワイトリカーや焼酎で漬けていたけれど、いやもちろんそれらも美味しかったけれど、飲み口のさわやかさは断トツですよ、断トツ。
ジンのボタニカルな風味と梅の香りがまぁ相性がよくて次回もまたジンで作ってねと予約済でございますことよ。

今年はまだ在庫があるので梅酒はお休みして梅シロップだけを作ったのだけれど、奥さんこの写真を見てくださいよ。
1年経った梅酒の梅の実はプリプリしているのに漬けて3日ほどの梅シロップの梅の実はシワシワですわ、シワシワ。(あまり仲良くしたくない日本語)
なぜだ?

えっ?もしかして人間も顔にお酒を塗っていたらプリプリになるのかしら??
そういえばお酒由来の化粧品たくさんあるような……

13年目の今年は沖縄のお塩で梅干しを作るのだ

梅干し作りの材料と梅醤油
最初のうちこそ南高梅を使ったりもしていたけれど梅の実はもう地元の「藤五郎梅」に決めてからはずっと藤五郎さんひとすじ♡
(ほんとうは財力と保管場所があればもっといろいろな梅で梅仕事をしてみたいという野望もある……)
塩も手に入れやすいので赤穂の塩や伯方の塩を使ってきたのだけれど、そして味にも満足しているのだけれど、ふとね……塩を変えたら味がかなり違うのだろうか?なんて考えちゃってね。

そこで試しに今年は沖縄の塩で梅干しを漬けてみることにしました。
わたしは暑いところがとにかく苦手なので沖縄などは夢の国ではありますが目の前に広がるスカイブルーの沖縄の海を想像しながら梅の実にまぶしましたよ。
なんといっても原材料が海水(沖縄県北谷町)のみという潔さ。
カルシウムも豊富に含まれているとのことなので果たして梅干しがどのような味わいになるのかいまから楽しみだー!

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ちなみに梅を漬けてから3日目、もう梅酢がチャポチャポにあがってきていい香りを振りまいています。

また梅干しには向かない梅の実は傷んだところを切り取ってお醤油に漬けました。
常温でもいいらしいけれどわたしは漬けたら冷蔵庫で保存、1週間ほどで完成です。
これがまた梅の香りとほのかな酸味のあるお醤油で絶品のおいしさですよ。
漬けた実ももちろん食べます。
細かく刻んでごはんにまぶしたりタルタルソースの具にしたり。

13年間眠っていた梅酢が驚きのおいしさである

13年前に作った梅酢
じつは今年あるものが家の中から発見されました、いや発掘か?
漬けた本人も忘れていた梅酢、13年前に漬けた2014年製の梅酢。

一般的に梅酢というと梅干しを作るときにでるしょっぱすっぱい液体の呼び名ではありますが、梅の実をお酢と甘み(はちみつや砂糖)で漬けたものも梅酢と呼びます。
今回出てきた梅酢はわたしが初めての梅仕事で作ったもので、いわば記念の一品とも呼べるもの。

沢村貞子さんの書かれた「わたしの献立日記」の中で紹介されていたもので、梅干しと違って漬けるだけという手軽さにひかれて作ったのでした。

B子さんがしきりに賞めて(ほめて)くれる酢飯は、わが家得意の梅酢の味。うちでは、毎年、梅の実が出まわる頃、青梅一・五キロを込めず九00ml、はちみつ一キロつけこんで、冷たく暗い場所に三ヶ月ほどおく。おいしい梅酢ができる。古くなるほど味がよくなるがーー    沢村貞子「わたしの献立日記」中公文庫p91より

最初はちょっとね、色があまりにコーヒー色になっているので大丈夫かな?と思ったのだけれど蓋を開けたとたんにまぁ甘くていい香りが。
舐めてみたら甘ーい、梅のとがった酸味が消えたまろやかで甘ーい、おいしーーーい!
漬けていた実もかなり焦げたような色味になっておりますがスイーツのようなとろみと甘み。

古くなるほどおいしい……沢村さんのお言葉は正しかったのです。

毎朝炭酸水に加えて飲んでいます。
でもここまできたらもう家宝だから大事に飲まなくちゃ。

おしまいに

梅仕事、まだ赤しそを作らなきゃだし土用干しもあるし仕事の途中ではあるのだけれど随時終わり次第記事を足す予定でおりますのであしからず。

今年はいわゆる作業工程にはちっとも触れていないのだけれど13回もおなじことを読んでいただくのはどうかと思いまして……作業工程や失敗談をお望みの方はぜひ☆の記事をお読みくださいませ。

まだ作りたい梅のあれこれもたくさんあるので定番ともどもこれからも梅仕事を楽しんでいきますよー。

☆いままでの梅仕事はこちらに

青梅の追熟から梅干し作りまでのまとめ 2017~
毎年6月恒例の梅干し作り。ここらへんでひとつの記事にまとめてみました。毎年おなじことをしているのだけれどその年ごとに青梅の追熟方法や土用干しの日数などで試行錯誤、バタバタしております。これこそが手作りする面白さ!皆さまも梅干し、手作りしてみませんか?
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