みなさま、なんでもじぶんでしてみて初めて知ることってあるものですね。
そして遅ればせながらごきげんようでございます。
のっけからなんの話かと申しますとレモンマートルの花の後がね、
予想外にかわいらしいのですよ。
どんなことでもすぐに調べられる現代社会でありますが、
だいたい草花に関しては花が咲くまでがメインでありまして
(果樹の場合は実がなるまで)
花が散ったあとの姿というのはなかなかネット上ではお目にかかれません。
まぁ花が咲いたあとなんて花びらが散って萼(ガク)だけが残りやがて枯れていくのでありますが、そして今回レモンマートルを育てるまでほとんど萼(ガク)に注目したこともなかったのですけれど……
萼(ガク)とは花びらの外側にある部分のこと。花を支えたり保護したりしている。アジサイやオシロイバナのように萼(ガク)が発達して花びらに見える植物もある。
まずはレモンマートルの花をご覧くださいませ。
ちいさくて真っ白な花びらとぽわぽわしためしべやおしべが愛らしいのであります。
しかも一斉に花が咲くので遠目に見ると白い綿毛が舞っているようです。
そして花びらやめしべおしべが散ったあとの姿がこちら。
専属カメラマン(またの名を夫)が多忙につきじぶんで撮ったので、
写真の出来がどうにもこうにもではありますが……いかがです?
花よりも花らしいお姿をしていませんか?
北欧家具や雑貨のモチーフにありそうなスタイル、とわたしには見えるのですが。
黄緑色の散らない小花たち。
これこのままにしておいていいのかしら?と思いつつも眺めてはニマニマしております。
せっかくなので花瓶に活けてみました。
きっと探せばレモンマートルとおなじく萼(ガク)がかわいい草花、
たくさんあるのだろうなぁ。
ついつい咲き誇る花にだけ注目しがちではあるけれど……
その花を支えている萼(ガク)もきちんと見てみよう、と思った2022夏なのでありました。
リンク
本日のお言葉
花が咲くのは萼(ガク)があってこそ……人の世もおなじ⁉