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時代劇は民芸品の宝庫だ!お皿や竹かごなどの民芸品好きは時代劇を見るべし

民藝品

はぁ~、本日も寒いですねぇ。
雪が静かにふらりふらりと降り続いています。

こんな寒い日の最大のお楽しみは首まですっぽりと暖かい布団にくるまって時代小説を読むことです。

ついでに言えば時代劇も大好きであります。

そしてこんなことを言うから立派な高齢者の両親にまで「年寄りくさい」と・・・。

き、気にしないもんね。

なぜって時代劇は民芸品好きにはたまらないお宝だらけだからです。

どの場面にもかならずひとつふたつは憧れの民芸品が!

ですからね、民芸品が好きな方は時代劇を見るべし!なのでありますよ。

いかにして私は時代劇にハマっていったか

私は今、何度目かの「鬼平犯科帳決定版」を読んでおります。←活字が大きくて読みやすいの

「鬼平犯科帳」は池波正太郎さんの著作による捕り物シリーズ。

江戸時代の特別警察とも言える火盗改めの活躍を描いたもので、事件・推理・恋愛・親子関係・アクションなどおよそありとあらゆる要素がつまっています。

時代劇というと勧善懲悪なイメージもあります。

しかし池波正太郎さんは『近頃の日本は「白」でなければ「黒」である。その中間の色合いが全く無くなってしまった。その色合いこそが「融通」と言うものである。』という名言を残されただけあって割り切れない切なさというものもよく取り上げられています。

そして池波正太郎さんと言えば食通でも有名です。
文中にも江戸時代の旬を取り入れた美味しそうな食べ物があちらこちらに出てくるので食いしん坊にとってはたまりません。

時代劇を見始めたきっかけは竹かご?お皿?

ところで時代小説もさることながら時代劇にはまったのにはわけがありまして。

昭和の子供であれば小さかった時にじいちゃん・ばあちゃんと一緒に水戸黄門や大江戸捜査網、遠山の金さんなどなどを見ていたものです。
そこまで真剣には見ていなかったにせよなんとなくいつでもTVで時代劇を放送していたというのか。

それがいつの間にか見なくなり、そして最近では時代劇自体が放送されなくなり・・・。

で、すっかり時代劇から離れた生活を送っていたわけですが5年くらい前から自分の中で民芸品ブームが起こったのです。

民芸品とは昔から使われてきた特別ではないけれど美しい道具類です。

特別なブランドではない市井の職人さんたちが何十年にもわたって作り続けてきた生活の中で使う道具のことです。

使い続けることで味わいの出る道具たちなのですが職人さんの手作り、しかも手塩にかけて作り出されたものなのでそれなりのお値段がするものが少なくありません。

竹かごにせよお皿にせよ、素敵~、でも買えなぁい・・・ということも多い憎いあんちくしょうなのです。

そんなある日、偶然CSで放送されていた昔(昭和)の時代劇を目にしたところまぁ~出てくる出てくる民芸品が。

もう嬉しくて鼻血出そうになりました。

まぁね、冷静に考えれば江戸時代が舞台な訳だから当時の人々が使っていた道具ばかり出てくるというのは当然なのです。

でもでも当時から使われていて今でも同じ窯元が焼いているお皿や鉢、甕、生活に根差した様々なサイズ・形の竹かご、囲炉裏にぶら下がる鉄瓶など素敵すぎる!うらやましすぎる!使ってみたい!

それ以来、民芸品目当てで時代劇を録画して道具が出ていない場面は早送りで見るという不純な行為を働いていたわけです。

しかしそんなことを続けているうちにドラマ自体も見るようになり・・・見てみたらものすごく面白くってメチャクチャにハマり今に続く・・・と。

時代劇の面白さ


では時代劇の面白さとはなにか?

時代劇を見続けて何十年というプロの人からしたら何言ってんだこいつな意見でしょうが

1、1本にあらゆる要素がつまっている
2、主人公が勝つという安定のエンディングなので安心して見ていられる
3、昔の時代劇に出てくる俳優さんの格好良さ&女優さんの艶っぽさがすごい

などが考えられます。

もちろん今の時代に作られた時代劇も面白く拝見させていただいているのですがなんというのかすべてがキレイで整いすぎているような気も。

それと俳優さんたちがみなスタイルがよく小顔なのでヅラ感が強くてちょっぴりしっくりこないのです。←あくまでも個人的な感想ですのであしからず

そして本編の面白さもさることながら小物や生活調度品などが素敵であり、当時の文化・風習のなかにいまも続く事柄を発見した時の喜びもあり、つまり時代劇はおもしろいよ、とわたくしは訴えたいのであります。

おしまいに

民芸品目当てで時代劇を見始めてどっぷり時代劇にハマる、と。

ふふふ・・・絶賛お仲間募集中!

まだ時代劇を見たことがない人でお皿や竹かごなどの民芸品がお好きな人は一度昔の時代劇を見てみませんか?

本日のお言葉

毒を食らわば皿まで?