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パックもいいけれど削りたての風味は格別ですね、かつおぶし。

かつおぶし削り器 台所道具

みなさま、ごきげんようでございます。

あれは11月に入ってすぐの頃だったでしょうか。
新潟にしてはすばらしく快晴でさわやかな日がありました。

もうすぐ毎日がグレー&グレーな空模様となる当地。
晴れ間に浮かれて普段は見て見ぬふりをしている戸棚のお掃除をしました。

そうしたらばさ戸棚の奥で発見しちゃったのです。
買った本人でさえ(つまりわたし)「記憶にございません」状態なあれを。

あれとはかつおぶし削り器です。

もはや何年前に買ったのかも思い出せないけれど
買ってから1回(かつおぶし1節ぶん)しか使ってないけれど
……な、かつおぶし削り器。

↓ こちらが我が家の(長年お眠りになっていた)削り器とおなじ商品です

なんか長~い間ほっぽらかしておいてごめんね。
いや存在すら忘れていてごめんね。

思い返すと40代の終わりごろだったか取りつかれたように読み漁った
「丁寧な暮らし」にまつわる本や雑誌の影響で買ったような……

そして1回使ったら気が済んで戸棚へ入れたまま現在に至る、と。

今回せっかく発掘?いたしましたのでひさしぶりにかつおぶしを購入し
さっそく削り節器でかつおぶしを削る生活をはじめました。
(ちょうどパックのかつおぶしがなくなりそうなタイミングでもあったので)

ただですね、ひさしぶりすぎて道具も材料もあるのに
「あれ?どうやって削るのだっけ?」という体たらく。

力任せにやってもかつおぶし粉が量産されるばかり……
まぁそれはそれでおいしいのだけれど大工さんがカンナを削るような
ひらりとしたかつおぶしには程遠く。

しかし慌ててはいけません。
困ったときはYouTubeがあるじゃないか。

動画のとおりにやればできる……はず……あれ?あれれ?

最初よりも粉の割合は減ってきたけれど
まだ理想のお姿にはたどり着けていないのでして、ムムム。

只今、練習中であります。

それにしてもひさしぶりにパックではないかつおぶしを食べていますが
やはり削りたてのおいしさ(風味)は抜群です。

もともと猫まんま好きな夫氏や息子さんたちなどは
「全然香りが違うね」とか「いくら食べても飽きない」などと大喜び。

たしかにかつおぶしを削るとしばらく香りが部屋の中を漂っているものなぁ。

猫まんま、おかかおにぎり、うどん、大根おろし、
春菊のおひたし、たこ焼き、おでんetc.でいただきましたが
どのお料理もいままでよりもちょいとレベルアップした感があります。

いやもちろん時間のないとき、とくに朝のお弁当作りなどには
パックのかつおぶしはありがたい味方です。

どちらが優れているというお話ではなくてですね……

ただまぁじぶんで削ると削りたて+手間ひまかけたぶん
削り器で削ったかつおぶしを贔屓しちゃうのが人情でございます、ハイ。

↓ かつおぶしがセットの削り器もあります。

これから今年つけた梅干しとじぶんで削ったかつおぶしで
「梅かつお」を作る予定です。

あとはなにを作ろうかな?

あっ!そして唐突に思い出しました。
まだ今年の梅仕事の記事を書いていなかったことを……

では次回こそ梅仕事の記事を。
そして今夜もかつおぶしを削るぞ。

本日のお言葉

鉛筆削りを練習していた幼い頃を思い出す