みなさま、もうすぐGWですね、ごきげんようでございます。
まぁね主婦(主夫)にとってGWがうれしいかと問われますとね、
もろ手を挙げてバンザイするほどにはうれしくはございませんけれどね……
(あくまでも個人の感想です)
春のお天気は変わりやすいながら着実に日々、あたたかくなってきました。
このお天気に誘われるように冬の間、いえ正確にはもう何年も
見ないふりをしてきたクローゼットの奥やら引き出しの奥やら
とにかく全面的に奥を中心にお掃除をはじめたのです。
そうしたらとんでもないものを発見(発掘)してしまいました。
それは箱に入ったままの未開封の香水、しかも8本。
そして使いかけの香水1本。
どう考えても20年いやもっと前かもの香水×9。
あぁどうしましょう……
使いかけの香水をトイレの芳香剤代わりにした母の罪
香水にはにが~い思い出があります。
昔……いや大昔には香水を愛用していたわたし。
それこそお気に入りの香水を2~3本、その日の気分やコーディネートに合わせて使い分けていました。
ところが妊娠して妊娠悪阻にかかってからやたら鼻が利くようになりました。
夫氏から「犬並み」と言われるほどニオイに敏感になってしまい、
香水どころか化粧品の香りも洗剤の香りも強すぎる香りのものはすべてNG体質に。
その後、アロマやお香をたのしめるほどには回復したものの
すっかり香水からは卒業していたのです。
とはいえ当時も独身時代の使いかけの香水がありましてね、
しかもちゃんとしたブランドものでしてね、
使わないけれど捨てるのはもったいなくてですね、
ト……トイレのね、芳香剤代わりにときどきシュッとね、使っていたのであります。
そんな日々を過ごしていたある日、あれは息子たちが3~4歳のころでした。
買い物をしていたら息子たちがニコニコの笑顔でわたしに告げました。
「あのお兄さん、うちのトイレのニオイがするよ!」
!!!!!!
店内にはBGMも流れていたし息子たちの声も大声ではなかったので、
たぶんきっとお兄さんには聞こえていなかった(と信じたい)はずです。
はずではありますが、買い物もそこそこにお店を出ました。
あ~これはもう母の罪でございます。
まだおさない息子たちにTPOを考えた発言ができるわけもなく。
香水をトイレの芳香剤代わりに使っていた母の罪です。
ちなみにこのときの香水、いまでも人気があるようです。←調べた
男性にも女性にも人気で愛用している男性芸能人の方も多いとか。
あのときの青年、もしかしたらこれからデートで、
ウフフな気分で香水をつけたかもしれず……
まさかトイレのニオイ呼ばわりされていたとは夢にも思わないでありましょうね。
名も知らぬ青年がその後もいまもしあわせでありますように。
もちろんこの一件以来、香水をトイレの芳香剤代わりに使うのはやめました。
いま思い出しても変な汗が出ます。
使いかけの香水をどうするか?
ところでみなさまは使いかけの使わなくなった香水、未開封の古い香水、
をどうされているのかしら?
香水には食べもののように賞味期限や消費期限が明記されていないものが多いですよね。
直接肌につけるものだけに気になります。
じつは香水には明確な使用期限がありません。
未開封で保存状態もいい香水であれば製造から3年、
開封した香水でも保存状態が良ければ1年、
が問題なく使える期限の目安となっています。
ちなみに香水にとってのいい保存状態とは以下の3つ。
② 直射日光の当たらないところ
③ 空気に触れさせないこと
じつは今回のこの記事を書くにあたり3年どころか20年以上クローゼットのなかに
置きっぱなしだった使いかけ香水をシュッとしてみました。
いくら皮(肉)が厚いわたしでもさすがに肌につけるのは気が引けたので
部屋の中にひと吹き、シュッとしたのです。
……変色もしていないし、まったくおなじ香りがしました。
よく使っていた当時とおなじ香り、甦る若かりし日々?
夜になり帰宅した家族3人がまったくおなじことをわたしに聞きました。
「お客さん来たの?」
彼らの中には母が香水をつけるの図はこれっぽっちもないということがよくわかりました。
いやそれにしても使用期限をはるかに超えた香水、どうしましょう?
使いかけの香水を使う
お気に入りの香水、最後まで使い切りたいですよね。
香りをたのしめるこのような使い方はいかがでしょう?
②アロマキャンドル 市販のキャンドル製作キットに香水を加える
③サシェ(香り袋) 香水を含ませた脱脂綿をポチ袋や巾着袋に入れる
④芳香剤 小物に香水を含ませバスルームやトイレに置く
お子さんがちいさいお宅は④だけは、トイレだけは、お気をつけてください。
わたしのようになりませんように。
使いかけの香水を売る
未開封ならまだしも使いかけの香水も売れる、とご存知でしたか?
わたしはまったく知りませんでした。
いやはや時代じゃの~……
ただし香水ならなんでも売れるわけではありません。
①ブランド品、ハイブランド品、限定品であること
②開封してから日にちが経っていないこと
③残量が多いこと 一般的には50%以上残っている香水が買い取り対象
じつはシャネルやディオールなどハイブランドな香水ほど劣化の影響は受けにくいと言われていて、保管状態さえよければ200年は使えるという説もあるそうです。
が、ここは高温多湿な日本、やはり1日でも早く売るほうが賢明でありましょう。
また残量に関しては50%以下でも買い取る店もありますので
売る前にその店の買取条件を調べましょう。
*くわしく知りたい方はこちらをどうぞ↓
使いかけの香水を処分する
中身が残ったままの香水、そのままゴミに出してはいけません。
中身はティッシュやキッチンタオルなどに吸わせて燃えるゴミ。
ふたやスプレー部分、空き瓶は各自治体が定めるゴミ。
きちんと分別してゴミに出します。
……我が家もたぶんゴミになる可能性が大です。
とはいえあれだけの量の香水をティッシュに吸わせるだけでどれほどの時間がかかるやら。
しかもその作業、家のどこでしてもいい香りどころか香害レベルになること必至。
庭やベランダでしてもご近所さんに迷惑かけちゃいそう。
ですが香水をそのまま排水溝に流すのはNGです、危険です。
排水溝に香りが残って家中に充満することもあるとか。
一気に片付ける最終手段としては香水にガムテープを巻いて瓶を割る
→中身を新聞紙に吸わせる
→分別してゴミへ
→それをするにしてもどこで作業をしたらいいのかしら?
→ふりだしに戻る
トホホ……
おしまいに
あれほど好きだったのにつめたくしてごめんね。
でももうおつきあいできないの。
もう終わりにしましょう。
などというセリフを殿方ではなく香水に使う日が来るとは。
殿方にも使ったことはありませんけどね。
みなさまも使いかけや未開封の香水の処分はお早めに。
でないとこうなります……
本日のお言葉
実家の母からの荷物に香水が入っていたので未開封香水、通算9本になりました