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「よの木」を伐採、いままで木陰をありがとう・・・気になる伐採費用は?

木々 木漏れ日 園芸のこと

我が家の庭の隅っこ、柵と物置の隙間に勝手に生えてきた木があります。
生えてきたことに気がついたのは5年位前でしょうか?

もともと家を建てる前にもそこには樹高7メートルほどの木が1本生えていたのですが、建てる際に伐採したのです。
よもやあの木がまた物置の裏から生えてくるとは・・・。

しかも生えてきたことに気がついていたけれど木陰もできるしいいかぁ、なんてほったらかし。

そうこうしているうちにグングン育ち最近では柵が曲がってくるほどに成長、樹高は5メートルほどですが枝葉が横にも結構広がっています。
しかも落葉樹で秋になると落ち葉掃除が大変なうえに、お隣の駐車場にもご迷惑をかけるように。

ここまでになってようやく木を伐採する決意を固めついに伐採を決行いたしました。

この木何の木?

この木が何の木かを調べもせずにただただのんきに「日陰ができる」だの「木陰がキレイ」だのと眺めていた日々。

しかしそんな私に天罰が下りました。

注意:虫が苦手な方はカイガラムシのリンクを開きませんように・・・。
よくよく見たら幹にカイガラムシがびっしりとミチミチと生息しておるではないですかぁ~。

阿鼻叫喚。

これでさらに伐採しなければという気持ちが固まりました。

とはいえそのままなら数十年も数百年も生きられる木を切るのはしのびない・・・。

だからといってこのままでは柵は崩壊、木の根の上にある物置も倒れてしまうかもしれない。

むむむ。

造園業者に伐採依頼


今まで伐採なんて依頼したこともないので伐採費用が非常に気にかかります。

そこで造園業者さんに木を見てもらいまずは見積もりをお願いすることにしました。

見積りを取るために肝心の木を造園業者さんに見てもらったところ「何十メートルにも育つ木」「切っても切ってもすぐ伸びてくる枝」「枝切だけでも毎年1万円」・・・という事実が判明。

見積り金額は作業費・処分費込みで30,000円。

事前に調べていた伐採費用の相場と比べてもまぁ妥当というか納得のお値段だったので伐採を正式に依頼することにしました。

木の伐採費用の内訳

正直に言いますと木の伐採費用というのは非常にわかりづらい。

基本的には

・作業費
・処分費
・重機などの使用費

がベースに合ってそこに

・木の大きさや種類、状態
・作業の難易度:周辺環境など
・作業人員数
・処分する伐採した枝葉の量etc.

などが加わって伐採費用が算出される場合がほとんどです。

木の伐採費用の相場

木の伐採費用の相場は次の通り。

 木のサイズ  伐採費用
 3m未満の木  3,000円~5,000円
 3m~5mの木 15,000円~18,000円
 5m以上の木 25,000円~30,000円

我が家の木に当てはめてみると目測で5mと少しのサイズなので25,000円~30,000円に相当。

加えて物置裏という作業環境のため根は残すことになり新芽が出ないための薬剤使用+伐採した枝葉の処分費などもろもろを含めて30,000円也。

納得。

ところで何の木だったの?

ところでこの木は何の木だったのでしょうか?

造園業者さんに聞いたところ、「よの木」という答え。
そこでインターネットで検索してみたのですが・・・ない。
出てこない。
存在しない。
???

再度、造園業者さんに聞いたのですがやっぱり「昔からよの木って呼んでいるんだけどなぁ」とお困りのご様子。
もしかして新潟だけの呼び名?

そこで幹の大きさや葉の形状などからもう一度探したところ・・・ありました!
よの木とは榎木(エノキ)の別名とのことでした。
榎木であればよく聞く木、神社の境内や公園などに映えている大木です。
樹高20メートルになることも珍しくありません。

よの木の由来などはこちらをどうぞ。
榎木についてはこちらを。

いやぁ~、すっきりしました。

それにしても樹高が20メートルかぁ。
やはり我が家の狭い庭では無理です・・・。

よの木よ、さらば

伐採は造園業者さん2名で小1時間ほどで終りました。
チェーンソーで枝を切り、幹を切り、幹に穴をあけて除草剤を入れて終了。
あっけないほどでした。

そして今まで木があった空間がなんだかぽっかりとしてしまい淋しそう。
すっかり我が家の風景としてなじんでいたのね・・・と今さらながら思ったりしています。

おしまいに

実際に伐採をするまでは「どこの業者さんに依頼しようか?」「伐採費用が高かったらどうしよう?」と結構迷っていたのですが
実際に伐採することが決まってからはあっけないほどすぐに終わりました。

そしてよの木を切った翌朝やけにカラスの親子がカァカァ騒いでいました
ごめんね、木に止まって飛ぶ練習をしていたものね。
「昨日まであった木がない!」「どうやって練習するの?」と抗議していた模様。
ごめんね。

大木がある庭、がある大きな家、がある土地が欲しいという底なしの願望