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みどりの日に草花のお話しを

みどりの日 園芸のこと

みどりの日ですね。

みなさま、ごきげんようでございます。

ところでわたし、今日がなんの日か思い出すのにしばし時間がかかりました。
まぁ単純に年のせいではありますけれど、でもほら5月4日が「みどりの日」に
なったのなんて最近ですから。

最近といっても2007年、17年前ですけどね……
平成元年から2006年までは4月29日(現・昭和の日)が「みどりの日」でしたものね。

年を取って知ったことはつい最近の幅(年数)が伸びるってことでございます。
平成なんぞまるっと最近ですよ、な昭和人。

ちなみに「みどりの日」は自然に親しむと共にその恩恵に感謝し、
豊かな心をはぐくみましょうの日です。

そうであれば草花のお話をしていまこのブログを読んでくださっているみなさまの
こころを豊かにしたい!

豊かだと壮大過ぎるからう~ん……息ぬき、そうそう息ぬきしてくださいませ。

まずは野良草花のお話を。

野良草花とは植えた覚えはないけれどひょっこりと庭や鉢植えの中にいる
カワイ子ちゃんのことです。

往々にして野良草花のみなさまは邪魔者扱いされがちであります。
いらない雑草と呼ばれてしまうことも。

じぶんで植えていない時点で育てたかった草花ではないのですが
ひょっこりと顔を出してくれて花なんぞ咲かせてくれると
植えていない分、おまけ感というかプレゼント感がありますね。

で、今年の我が家の庭では野良勿忘草(ワスレナグサ)の御一行様があちこちに。

ワスレナグサ

「わたしを忘れないで」の切ない花言葉と可憐なお姿ではありますが
生命力がものすごく強いことで知られる勿忘草さん。

川岸で花を摘んでいた騎士が足をすべらせてドナウ川に落ちる際に
恋人に向かって「僕を忘れないで」と叫んで投げた花がこの花の由来。

哀しいお話ではありますけれど……あの、その、おっちょこちょい過ぎないか?と
へそ曲がりのおばちゃんは思っちゃうんだけど。

それにしてもどうやって庭にたどり着いたのかしら?

アリエッティ的な人々が運んできたのかしら?
……とファンタジーに浸りたいところではありますが
冷静に考えれば鳥のふふふふ~んでありましょうね。

こぼれ種で来年はもっとたくさん花が咲くとうれしいなぁ。

続きましては花?これが花?なお話。

まずはこちらの画像をご覧ください。

ものすごーくちんまりとした花でございます。
朝倉山椒の花

こちらが花のアップ。
朝倉山椒の花アップ

じつはこれ朝倉山椒の花です。
花と言いつつ花びらがない……萼片と花弁の区別のない黄緑色のものが花です。

通常の山椒は雌雄異株といってメスとオスの木それぞれに花が咲き、
メスの木に実がなります。

わたしが育てている朝倉山椒は雌雄同種で1本で実がつくタイプです。
*朝倉山椒は幹にトゲもほとんどなく1本で実がつくことや
 実が大きく香りも高いことから人気があります

昨年の9月、レモンの木を購入したお店のお勤め品で出されていたのがこの朝倉山椒の木。
今年我が家で初の春・夏を迎えます。

まだ幼い木だからそれほど実はつかないだろうけれど
まずは花が咲いたことで大満足です。

また実がつきましたらご報告いたしますね。

さてGWも残り3日。
みどりに触れている方もこれからみどりに触れる方も休日をおたのしみくださいませ。

みどりの日でなくても365日毎日がみどりの日