ようやく雪も3分の1ほどに減りまして本日は朝からいいお天気。
天気予報では明後日からまた大寒波が来ると言っているのでこの機会にと思い庭に出てみたところそこで目にしたのは無残なお姿の庭木たちが雪の上に横たわる姿。
な・・・。
ど・・・?
言葉を失いしばし呆然。
それもこれもやはり「私が悪うございました」のですが。
庭木が・・・大切な庭木が・・・曲がって折れて
大切な庭木の無残なお姿↓。
ユスラウメの主幹がボッキリ
柚子の木の主枝1本がバッキリ
庭中にあるローズマリーの太い枝ほどグンニャリ
シマトネリコの枝がポッキポキ
な・・・なんじゃこりゃぁ!!!(と、太陽にほえろの松田優作さんのセリフが心の中でリフレイン)←お若い方はご存知ないかしら
呆然の極み。
しかもどの枝もまさに「生木を裂く」という言葉通り、ねじ切れたような切り口です。
例年くらいの積雪量であったならこんなに折れることもなかったのに~。
一晩で80㎝も積もっちゃうもんだからからもうお手上げでした。
ていうかいつどれだけ雪が降るかなんてわからないのだからきちんと樹木の雪対策をしておくべきでありました。
つまり私が100%悪い。
しかも悲しいことにユスラウメには今年の春咲くはずであった花芽がびっしりとついていました。
ごめんよ、キレイな花を咲かせて甘い実をつけるはずだったのにいい加減な管理人(私)のせいで果たせず。近隣のスズメの皆さん、今年はユスラウメの実はほとんど実りませんのであしからず。
ローズマリーたちにいたっては身体の柔らかさコンテストでもしているのかい?ってぐらい見事にグンニャリと曲がっております。
裂けてさえいなければほとんどは回復可能ではあるもののまだ1月、油断はできない。
とにかくそのままにもしておけないので折れた枝をすべて切りました・・・バッサリと。
雪などで枝が折れてしまったら
雪などで枝が折れてしまった場合は枝の回復力を高めるためにスパッと切ってあげます。
また切り口に太陽の光が当たることで同じ方向に新芽がつくこともあります。
ただし今回の私のように主幹が折れてしまった場合は新芽は期待できそうもないかも・・・。
また折れ方にもよりますが大切な枝だった場合は融合剤を塗ってから添え木ごと緑化テープでぐるぐる巻きにするとくっつくこともあります。
*折れてしまった植木についてプロの方がブログに書かれていますのでご一読を。
福庭ふくにわブログ「対策:雪で折れてしまった植木の枝」
切り口にはきちんと手当をしてあげましょう
特に太い枝を剪定した時には切り口に融合剤を塗ってあげます。
切りっぱなしにしておくと切り口から病気になったり害虫が侵入してしまったりするのでそれらを防ぐためです。
融合剤は園芸用品店やホームセンターで販売しています。
また融合剤が手元にない場合には緊急の措置として家庭にあるものでも代用できます。
よく使われるのが・ロウ・墨汁・ペンキなどです。
ただしあくまでも代用品ですので後日きちんと融合剤を塗ってあげましょう。
融合剤は樹木などの種類に合わせて選ぶ必要があります。
また融合剤ごとに殺菌成分が含まれているものや成長を促すものなどの特徴がありますので商品説明をよく読んで決めるようにしましょう。
*融合剤について詳しく知りたい方はこちらを。
生活110番「剪定後の切り口に『融合剤』は必要?使い方と選び方について」
ところで適当ガーデナーの私でありますから当然のことながら融合剤が手元にありません。
しかも今、雨が降っていて墨汁も塗れません。
ただ真冬なので害虫はいないはず。←
すぐにネット通販で融合剤を注文しよう&晴れ間を待って塗ります。
雪が降る前にしておくべきだったこと
そもそも雪対策をきちんとしておけば庭木たちをむざむざ折らなくて済んだわけです。
来年のためにも雪が降る前にしておくべきことを書いておきます。
読めよ、来年の私。
雪が降る前にしておくべきこと。
特に常緑樹などはただでさえ葉っぱの分、雪が積もる量が多くなる。雪が枝葉に降っても適度の隙間があれば積もらずに下に落ちてくれるのでただ剪定するのではなく隙間を作るように剪定をする。
②支柱を立てる
地面にしっかりと支柱を立て木を麻ひもなどで固定する。ただし自分の身長を超えるような木の場合は専門家に依頼した方が安全。
*こちらのサイトにはわかりやすい雪囲い・冬囲いの方法が紹介されています。
KOMERI.COM howto情報「庭木の冬囲い」
これらは雪の対策と同時に強風や台風の対策としてもいいのでぜひ・・・って普通は皆さんしてらっしゃいますよね。
おしまいに
しかしながらどんなに反省しても折れた木は元通りにはならない。
しかも枝をバッサリと切っちゃったわけで・・・本日はもうなぁんにもする気になりません。
ただただ静かに切られた庭木の皆さんにお詫びしつつ新芽が出ることを祈っております。
本日のお言葉
泣きたいのはこっちだよ by今日切られた木々の皆さん