「本当に梅雨なのかしら?」と勘繰るくらい爽やかという言葉がぴったりの本日、
日差しも風も心地いいわぁ。
だけれど自分が臭い!
特に手が臭い!
そしてリビングも臭い!
そうです。
私、昨晩夜なべしてらっきょうを漬けました。
今年もらっきょう漬けの日、始まるよ~。
またらっきょうの季節がやってまいりました
あっという間にらっきょうの季節が到来。
2年前も書いたけれどらっきょう仕事には刺激臭と肩こりと涙目がつきものであります。
今回ももれなくそれらの諸症状に襲われまして候。
「じゃぁ今年は作らなくてもいいじゃない」という我が心からの悪魔的なささやきがちらりと聞こえるものの、1度この手の保存食を作り出すとあら不思議、作らないと落ち着かないというか季節をすっ飛ばしちゃったような気持になる(と予想される)のですよね。
ということで4人家族が食べるには十分な1kgのらっきょう仕事、2019年も無事にやり終えたのであります。
いやまぁ本当に無事かどうかは漬かってからの味次第ですがね。
らっきょうを漬けるまで
らっきょうを漬ける前にまずは洗います。
土つきで売られているらっきょう、そのままにしておくとどんどん芽を伸ばしてくるのでとにかく手元にらっきょうが来たらすぐに作業をしましょう。
かなりガシガシ洗って薄皮をこの時点で取っちゃうと後の作業が少し楽になります。
らっきょうを洗ったら頭?先っぽ?と根元を切り落とします。
貧乏性のせいか私はギリギリのところで切っておりますが市販品のらっきょうはもっとスパーンと切ってありますね。
まぁ切る場所というか完成後のサイズ感はお好み次第です。
と文字にするとなんてことのない作業でありますがたった1kgのらっきょうでもちまちまちまちまちまちま皮むいて頭と根元を切って、しかもらっきょう臭に包まれながら!となりますと小1時間はかかります。
加えて完成品は「美味しい」といって食べるのに「うわっ臭っっ」とか外野が通りすがりに必ずいうよね。
しかも誰一人手伝おうとはしないよね。
・・・らっきょう仕事とは孤独であります。
らっきょうをカリカリに漬けるポイントは?
漬かった後のらっきょうの歯ごたえはカリカリ派の我が家、カリカリにするために生のまま漬けています。
また①甘酢漬け②醤油漬け、の2種類を作っています。
う~む。
この画像だとどちらが甘酢でどちらが醤油かが非常に微妙であるなぁ。
というのも今年は甘酢の甘味として黒砂糖を使っているからです。
今までは三温糖だったのでコレよりはもう少し薄い色味だったのですがさすが黒糖・・・醤油色になりました。
甘酢液の基本はらっきょう1㎏に対して
砂糖 200g
塩 適量
水 100g
鷹の爪 適量
醤油漬けは醤油+鷹の爪(少量の酢を入れる人もいる)となります。
しかし大事なことは甘酢であれ醤油であれ漬け汁を一度沸騰させて熱々にしてから生のらっきょうにかけることです。
醤油漬けの場合、漬け汁を合わせてその中にらっきょうを入れるだけという方法を紹介しているレシピもあります。
両方を試してみましたがどちらも味に差はありませんでした。
強いていえば沸騰させた漬け汁に漬けたらっきょうのほうがカリカリ感はちょびっと強いかな?といった程度です。
こちら味の素さんの「レシピ大百科」のらっきょうの醤油漬けはひと煮立ち派。
しかも醤油以外にも昆布やみりんなども加えてあってこれまた美味しそうです。
最初は基本の味で漬けてみて少しずつアレンジをしていくというのが保存食作りの面白味です。
それがやがて「我が家の味」になるのかもしれませんしね。
おしまいに
こちらの画像はヤエ素材さんのものなのですが皆さまなんのお花かご存知?
なんとこれらっきょうの花です。
らっきょうを育てていない限りあまり目にする機会もないですもんね。
いやぁ可憐で可愛らしいお花が咲くのですなぁ。
さんざん臭いだのいってごめんなさい。
さぁ初夏の保存食作り、らっきょうの次はいよいよ梅干し作りだ。(って2017年の記事でも同じこと書いてます)
本日のお言葉
らっきょう臭が可愛らしく感じる金融庁の老後資産云々の胡散臭さよ・・・