らっきょう。
自分で注文していたのに家に届くと毎年「そうだった、今日はらっきょう仕事しなくちゃ・・・」となぜかテンション低くお出迎えしてしまうらっきょう。
自家製のらっきょうを作り始めて4年目。
今年もらっきょう仕事が始まるよ~。
らっきょうが届きました
らっきょうが本日届きました。
自分で注文しているのに届くとテンション低くお出迎えしてしまうのはなぜだろう?
そんなことを考えている間にもらっきょうの芽が伸びる=品質が下がるので午後はず~っっっとらっきょうの皮をちまちまむいていましたよ。
涙は出るし肩はこるし、毎年のことながらなかなか手間です。
部屋中そして自分の手から、らっきょう臭が漂っています。
とか言いながら6月の旬になるとらっきょうを買わずにはいられない。
やはり好みの味に作れる自家製は最高です。
らっきょうの効能
らっきょうは「畑のお薬」と呼ばれるほど様々な効能があることで知られています。
らっきょう独特の辛味とらっきょう臭のもとである硫化アリルには
・消化促進
・血液サラサラ
・血圧を下げる
・疲労回復
などの効果があります。
また生活習慣病の予防やガンの予防、神経の高ぶりから起こる不眠などにも良い作用があるので特に中年過ぎにとってはありがたい効能ばかりです。
らっきょうは1日5粒まで
らっきょうを食べるなら1日に5粒まで、とされていることをご存知でしたか?
いいことづくめのらっきょうですが硫化アリルは大量に摂取すると胃もたれや胸やけを起こす場合があります。
(らっきょうだけではなく生の玉ねぎや生のニンニクなどでも同様の症状が起こります)
美味しいからといって食べ過ぎは禁物ですね。
それに苦労して作ったらっきょうですからちびちびと大切に食べましょう。
*参考サイト 旬の食材百科「らっきょう」
ライブドアニュース「らっきょうの驚くべき効果効能」
らっきょう漬け
らっきょう漬けはスピード勝負!
らっきょうは手元に届いたらすぐに水洗いをして料理に使いましょう、と言われています。
とても強い性質ですぐに芽が伸びてしまうからです。
この「すぐに」ってところがテンション低くお出迎えしてしまう要因か?
とにかくよく洗います。
キレイに洗ったら根と茎を切り、しっかりと水気を切ります。
この後に熱湯を回しかけたり下漬けとして塩に漬けたりと色々な方法がありますが私はそのまま漬けます。
ザ・面倒くさがり屋?
いやそれもありますがこの方法だと漬けてから1年後でもずっとカリカリの食感になるからです。
甘酢漬け
洗って根と茎を切ったらっきょうを煮沸消毒をしたガラス瓶などの保存容器に入れ沸騰させた甘酢液をかける・・・だけ。
甘酢液の甘さ加減は各ご家庭のお好み次第ですがこれが基本的な分量です。
水 100g
酢 300g
氷砂糖かグラニュー糖 200g
塩 適量
鷹の爪などの唐辛子 適量
氷砂糖のほかに黒砂糖やはちみつを使うご家庭、酢の代わりに果実酢を使うご家庭など味のバリエーションは限りなくあります。
皆さんも自分好みの味で漬けてみて下さい。
醤油漬け
洗って根と茎を切ったらっきょうを煮沸消毒をしたガラス瓶などの保存容器に入れお醤油を容器の半分ほど入れる・・・だけ。
お好みで鷹の爪を1~2本入れてもいいです。
冷蔵庫に入れて時々上下を返します。
3~4日で食べられますが飴色に漬かってからが美味しいです。
らっきょうと言えば甘酢漬けが代名詞ですが醤油漬けもおすすめですよ。
特に日本酒のあてとして最高です。
手からまだらっきょう臭がします
午後に作業をしてから7時間余り。
その間に炊事などをしたのにまだ手から漂っています、らっきょう臭。
それにしても漬かるのが今から楽しみです。
漬ける以外では加熱して食べると甘みが増して美味しいとか。
今年は全部漬けてしまったので来年はホイル焼きで食べてみよう。
おしまいに
自家製のらっきょう漬けと聞くとなんだかとても難しそうなイメージがありませんか?
決して難しくはありませんよ。
ただちょっと面倒くさいだけ。
部屋と手がらっきょう臭くなるだけ。
作業自体はとてもシンプルですので皆さまもらっきょう、漬けてみませんか?