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地味に痛い卵の殻によるケガ・・・お料理には危険がいっぱいひそんでおります

健康

料理をする者にとって台所とは日々の戦場。
命がけとまでは申しませんがそこには危険がいっぱいです。
予想外に手ごわい敵の正体は卵の殻や乾燥したごはん粒。

ここまで読んでちょっと鼻で笑ったあなたはお料理をしていない人ですね。

奴らの実力を侮るなかれ!

地味だけど痛いケガ・ゆで卵編

皆さんはテレビを見ながらお料理をすることありませんか?

私はしょっちゅうあります。

つい見ちゃうんですよねぇ、気になるニュースや好きなドラマ、生中継のスポーツetc.

そんなある日怠け者のお母さんは考えたわけ、煮物なら材料と調味料を鍋に入れてしまえば後は味がしみ込むまでクツクツと煮込むだけ。であるからしてテレビ見ながらでも作れるな、午後イチで作り始めれば楽勝だな。

その日のメニューは手羽元・玉こんにゃく・厚揚げ・ゆで卵の煮物。

ちょうどゆで卵の殻をむき始めた時にテレビから歓声が聞こえましてね、チラ見から全見にモード変更をしたわけです。

そうしたらさ刺さったよね、卵の殻が。
思いきりピンポイントで指と爪の間にグサリと刺さったよね

その痛みときたら一瞬息がつまるほどです。
なんというのか包丁で指を切るとか流血とか派手さはないものの、痛み選手権があったらそこそこ上位に行くのではないかぐらいの痛みに襲われました。

たぶん同じような経験をされた人もいる(と思いたい)はず。

しかも治るまで水もお湯も和え物作る時の調味料のすべても(手で混ぜるほうがなじむので基本手でしてます)しみるという嬉しくないおまけつき。

たかがゆで卵の殻と侮るなかれ!破壊力相当あります。

卵の殻

だいたい卵の殻がもう少し柔らかければこんな痛い思いをしなくて済んだのにといつも思うけれど、そもそも卵は新しい命を誕生させるところなのですから頑丈で当たり前いやむしろ頑丈であるべきなのです。

ちなみに卵の殻の厚さは季節やお母さん鶏の年齢・体調などによって変わります。
夏場は鶏も暑さで食欲が落ちるので1年の中で一番殻が薄いとか。

皆さん、指に卵の殻を刺すなら夏場がいいですよ。←イヤなおすすめ

卵の殻の膜

ところで卵の殻の内側についている薄皮、上手くむけないとキーっとしちゃうあの薄皮、正式には「卵殻膜」というのですがあの薄皮にはケガを治す力があるってご存知でしたか?

卵殻膜には皮膚組織を修復する力があり火傷や傷に効くことが中国の古い医学書に書かれています。
江戸時代には日本にも伝わりお相撲さんは傷口に卵殻膜を貼りつけて傷を治していたとか。

ただし傷口に貼るといいとされているのは生卵の卵殻膜。ゆで卵の卵殻膜ではダメですよ。

卵殻膜にはコラーゲンやヒアルロン酸などが含まれていて人の肌ととても近い成分です。
そのため皮膚の再生促進作用だけではなく美肌や健康に効果があるとして注目されています。

*参考にさせていただいたサイト
NPO法人日本卵殻膜推進協会「卵殻膜」とは
でも茹で卵の殻をむいている途中でケガをしたからと言ってもう1個生卵を割ってあの薄皮をむいて貼る・・・って無理そう。

お料理を作る時には集中して作るべし!と改めて決意した次第であります。

地味なのから派手なのまでお料理中にやらかしたケガ

今回はゆで卵の殻に襲われましたけれども考えてみれば卵の殻以外にもお料理中にケガって結構しますよね。
料理中によくやらかしてしまうケガをここからはご紹介します。
なおリストはあくまで当社比であります。

地味編

自分としては叫ぶほど痛いが家族からの反応は非常に薄い地味で淋しいケガ。

1、乾いた米粒が刺さる
2、魚をさばいている時に背びれや骨が指に刺さる
3、熱々の鍋の取っ手やフライパンのふちで手首を焼く
4、ナスなどのトゲが刺さる
5、唐辛子を触った手で顔や目を触っちゃう

わりと派手編

家族からも心配されるケガ。ケガの具合によってはお医者さんの世話になる。

1、包丁やスライサーで指先をザックリと切る
2、硬いものを切ろうとして刃先がすべり自分の指を切る
3、重いお皿や鍋などが落ちた時にとっさに足で受け止めて打撲症
4、思った以上に油が跳ねて水玉状のやけどをする

ケガをした時に迷う絆創膏問題

ケガをしたからといってお料理をやめるわけにはいきません。
ケガの種類にもよりますがとりあえずは絆創膏を貼ってお料理続行という方がほとんどでは?
もちろん私もそうです。

そんな時にチラリと頭をかすめるのが絆創膏をつけたままでお料理をしていいのだろうか?ということ。

食中毒という文字が浮かんでは消えるのですけれど。

そこで調べてみたら絆創膏をつけたままお料理をするのはよくないということが判明しました。
いや今までも絆創膏をつけたまま散々お料理してきちゃったよ・・・。

なぜよくないかというと傷口には黄色ブドウ球菌が繁殖するからです。

黄色ブドウ球菌は食中毒を引き起こす代表的な菌として有名ですが普通に誰の体にも住んでいる菌です。
ただしケガなどをして増殖した状態になると毒素を出します。

傷口を絆創膏で覆うだけでは不十分なので絆創膏をした上でゴム手袋や調理用の手袋をするのが安全です。

各都道府県が出している食中毒予防対策の中でも料理中のケガについて触れていますが今回は大阪府のものを参考にさせていただきました。
大阪府が出している食中毒予防対策はこちら

台所は危険地帯?

本当はもっと色々とケガをした記憶がありますが代表選手だけ書き出してみました。
しかも今後は加齢による体力・集中力の低下で今まで以上にケガをしそうな気配が濃厚です。

刃物だけが危ない訳じゃないということはイヤと言うほど経験しているので、肩より上の高い棚に重いものを置かないなどキッチンの収納問題も解決していかないとだなぁとつくづく実感。

とにかくテレビを見ながらの料理は危険ですので控えめにいたします。←やめるとは言わない

そしてもし「私は料理中にこんなケガしたよ」という方、ご報告をお待ちしております。

<追記>2019・12・16
思い出しましたぁ~、というかつい昨日やらかしましたぁ、地味なケガ。
忘れていたよ、結構な頻度でいつも痛い目に合っているのに・・・。

それは
それは
マカロニの茹で具合を見るための味見です!!

必ずや口の中をヤケドします。

あのマカロニの穴の中から熱湯がシュッって噴き出すよね。
対策としてマカロニの穴の中に菜箸突っ込んで2~3回振ってから口の中に入れるようにしているのに熱湯を味わうはめになるよね。

なんでだろう?

本日のお言葉

おっちょこちょい、またはガサツなだけ?