クリスマスのお料理とはなんぞや?
あと2週間ほどでクリスマスですね。
パパママサンタさんは子供たちの欲しいプレゼントのリサーチ&準備などに忙しい頃ですか?
さて我が家では息子さん達が本物のサンタさんからも父さんサンタさんからも卒業しましてなんというか手持無沙汰な感じです。
淋しい・・・。
「じゃぁついでにクリスマスだからってちょびっといつもよりいい食事(クリスマスディナー)もなしにしちゃおっかなぁ」とつぶやいたところ思いのほか反対意見が強く、つまりは「ゴハンだけクリスマス」を開催する運びとなりました。
クリスマスディナー、皆様はどうしていますか?
レストランに食べに行く、クリスマスディナーのデリバリーを利用する、手料理を作る、といったところが選択肢でしょうか。
うむむ。
我が家の財務状況を考えますと手料理、一択ですなぁ。
クリスマスディナーどうしよう?
というかクリスマスらしいメニューって何かしら?
本に学ぶクリスマスメニュー
クリスマスに食べるお料理と言えば海外では七面鳥、日本では手に入りやすい鶏肉というのが一般的ですよね。
そういえば本の中のクリスマスではどんなごちそうを食べているのでしょうか?
まずクリスマスと言えばこの本!
私の大好きな「クリスマス・カロル」です。
七面鳥や鵞鳥、猟禽、家禽、野猪の肉、輪切り肉、仔豚、長くつないだソーセージの環、ミンス・パイ、李の入ったプデング、牡蠣の樽詰め、赤く焼けた栗、桜色の頬をした林檎、汁気の多いみかん、頬の落ちそうに美味しい梨・・・
「クリスマス・カロル」ディケンズ 村岡花子訳 昭和61年発行・新潮文庫64Pより引用
目もくらむお料理の数々。
ディケンズが生きていた1800年代のイギリス・ロンドンのわりと裕福な家庭のクリスマスディナーと思われますが、それにしてもの豪華さでございます。
お肉料理の種類多いな・・・。
続いては映画を見るたびに小さかった息子さんたちは食べたがり、お母さん(私)は魔法でテーブルの中からお料理が出てきたらいいなぁとうらやましく思ったハリー・ポッターの第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」より。
丸々太った七面鳥のロースト100羽、山盛りのローストポテトとゆでポテト、大皿に盛った太いチポラータ・ソーセージ、深皿いっぱいのバター煮の豆、銀の器に入ったコッテリとした肉汁とクランベリーソース。
「ハリー・ポッターと賢者の石」 j.k.ローリング作 松岡佑子訳 2001年発行・静山社P297より引用
「クリスマス・カロル」よりはこちらの方がおなじみのお料理ですね。
しかもこのお料理、魔法学校ホグワーツのランチ!!
ディナーではたぶんランチの残りで作ったであろう七面鳥のサンドイッチやマフィン、クリスマスケーキなどを生徒さんたちは食べている模様。
いいなぁ~。
ホグワーツ入学したいなぁ。
魔法使いになりたいなぁ。
とかなわぬ夢を叫びたくなる50歳間近の私・・・。
しかしあれですね、ここに出てくるお料理、一つずつは簡単ではないにせよ作れそうなお料理ですよね。
なんならチキンのローストとかは丸鶏1羽が温めるだけで食べられます状態で市販されているし。
後はお豆とお芋とソーセージがあれば材料はOKです。
だがチポラータ・ソーセージとはどんなソーセージなのかしら?
わかるようなわからないようなソーセージでありますなぁ。
まっこれもチポラータじゃないソーセージで代用できます。
ということで今年は「ハリー・ポッターと賢者の石」のクリスマス真似っ子ディナーにしようかなぁ。
一応、家族の皆様のご意見もうかがわねば。
で、うかがいましたところ私以外の全員一致でNO!だった・・・。
結局は○○に落ち着いたけれど・・・
何でですの?
旦那さんよ、君は美味しくお酒が飲めるお料理であればいいじゃないか。
息子さんたちよ、「ハリー・ポッターと賢者の石」の映画見てあれほどうらやましがっていたじゃないのさ、10年くらい前だけど。
という私の反論に対して彼らは言ったね。
「そもそもうちは普段から鶏肉率が高い」←料理人(私)が鶏肉好きだから!
「鶏肉料理は好きだけれどもリクエストをしていいなら別の肉料理がいい」
「だが豚肉も鶏肉と同じくらい登場している」
「つまりは牛肉がいいなぁ」
・・・。
そしてまぁ皆さんの希望×予算の都合×もろもろの結果、今年のクリスマスディナーの主役は「牛タン」に決定いたしました。
それでも「牛タンのシチュー」ならクリスマスっぽくもないけれどまさかの「牛タンの塩焼き」。
こうなるともはやクリスマスはどこへって感じがしますけれどまぁいいか。
そもそもクリスマスは家族で過ごす行事であるからして家族の意向は尊重しなくてはなるまい。
ということで我が家、今年のクリスマスディナーは牛タン塩焼きに決定です。
ケーキに合うかな・・・?
美味しいディナーのBGMに♪
クリスマスの名曲は何十曲とありますがこの曲もしみじみクリスマスを感じます。
歌詞的には倦怠期を迎えたふたりがこれからどういう関係を続けるか的な、ハッピーなクリスマスとはちょいと遠いものなのですがね。
1992年発売の曲ですか、あの頃・・・君も私も若かったよねぇ。
稲垣さんのソロもいいけれどMONKEYMAJIKとのコラボも素敵ですよ。
本日のお言葉
焼き鳥と熱燗の組み合わせも良かったな←もはやクリスマス関係なし