「今日っていい夫婦の日だったんだね。」
「あっそうか」
……こんな会話を晩酌しながら交わす午後9時過ぎの夫婦。
みなさま、こんばんは&ごきげんようでございます。
ご結婚されているみなさまはいい夫婦の日ディナーとか
プレゼントの交換などをされたのでありましょうか?
もしくはあらためて日頃の感謝や愛情を伝えあったのでありましょうか?
我が夫婦は冒頭の通り……結婚25年、毎年こんな感じでございますことよ。
それにしても「いい夫婦の日」が1988年に提唱されてから34年。
すっかり世間に認知されましたね、いい夫婦の日。
1122でいい夫婦、覚えやすいですものね。
今日が結婚記念日というご夫婦も多いのではないでしょうか?
さてしかし「いい夫婦の日」とはなんぞや?
「いい夫婦の日」をすすめる会によりますと
「いい夫婦の日」とはふたりの時間を大切にする日、ということです。
ふたりの時間……
これをどう解釈するかにもよりますが
ふたりの時間=ふたりで過ごす時間、ととらえた場合
我が夫婦は落第点でございますなぁ。
夫氏はおでかけ好き、妻は超インドア。
夫氏は夏および晴れた日が好き、妻は冬および雨の日が好き。
夫氏は将来沖縄に住みたい人、妻は将来北海道に住みたい人。
夫氏は映像好き、妻は活字好き。
夫氏は恋愛ドラマ好き、妻は犯罪ドラマ好き。
これだけ志向が違いますので休日もそれぞれが好きなように過ごしております。
ふたりっきりで買い物以外のおでかけなんて最後にしたのいつだっけ……
唯一最大の共通点はふたりともおうちでの晩酌がなによりも好き、というところかな。
あらら、これでは我が夫婦はいい夫婦とは言い難いですな。
↑ おでかけ好きの夫氏が撮ってきた一枚「黄金の里の銀杏の木」
しかし、ふたりの時間=それぞれの時間を尊重する、相手の時間を奪わない、
ととらえた場合は合格点をもらえると思うのだけれどいかがかしら?
ひとりでいるよりも自由、みたいな。
もっとも夫氏は妻とずっといても平気、というまことに稀有な人なので
ほんとうはもっといっしょにおでかけしたりふたりでなにかをしたいのかもなぁ。
そのくせ「いっしょに庭仕事しない?」とか「外構の掃除しよう!」と誘っても
ちっともうれしそうじゃないけれどね、フフフ。
結局、いい夫婦がどういう夫婦なのかはハッキリしないものの
お互いが相手を「この世の中でいちばん居心地のいい人」と
思えるうちはまぁいい夫婦ではなかろうか、と思います。
(夫氏に聞いたわけではないけれどそう思っているはず)
(夫氏がそう思っていなくてもわたしはそう思っている)
こうしてブログを書く妻の隣で……
夫氏は梅干し入り焼酎のお湯割りを飲みながら好きな旅番組を見ていますよ。
そして生返事しかもらえないのにあ~だこ~だと話しかけてくれます。
この時間がたまらなく好きなのよね、ヒミツだけれど。
わたしたち、いい夫婦です。
(いまのところ)