嵐のような、という表現が正しいのかどうか迷いますが。
多くの人々がやり場のない怒りと悲しみを抱えた週末、
そしていつもながらなんとはなしのむなしさを覚えてしまう選挙を終え、
みなさま、お元気でいらっしゃいますか?
そしてあいかわらずどうよ、この暑さ……
人間界が乱れておりますあいだにも、季節の草花は粛々と花を開き、実を結び、
そして役目を終えた花は散り。
只今我が家では「個人的好きなお花ランキング」の上位常連組である
ネジバナが咲いています。
株数にして4株。
すべてのネジバナが植えた覚えなし、の野良ネジバナ?であります。
毎度のことながらくるりくるりと螺旋状に空へと向かう姿の不思議さよ。
そしてちいさいながらも咲いている花、一輪ずつの可憐さよ。
……だがしかしどうしたことか。
今年はやさぐれたネジバナが登場いたして候。
反抗期?
あまりにも早すぎる梅雨明けからの暑さ負け?
そのうちまっすぐになるかな、とのんきにしていたら
そのまま横へ横へと伸びました。
(ベランダを片付けてから写真を撮るべきでした、な一枚)
もうここから上へは向かわないだろう。
横向きでもちゃんとお花を咲かせたからそれがこのひと(花)のスタイルだったのだろう。
むしろ自由でよろしい。
と、ネジバナを見るたびに思うもののなぜ今年急に横を向いたのか、謎であります。
唯一思い当たるのは今年になってからあたらしい固形肥料をあげていることぐらい。
そのおかげか昨年よりも茎の育ちがいいというか長いというか……しかしおなじく長い茎であってもちゃんと真上へと伸びているネジバナもあるのですよね。
ネジバナは上へ向かって、というのは人の思い込みであって
人知れず真横に伸びて咲いているネジバナもどこかできっと咲いているはず。
こうなってくると来年が今からたのしみです。
はてさて来年のネジバナの向きは上か横か……乞うご期待。
本日のお言葉
へそ曲がりが似ちゃったんじゃない?(夫氏の勇気ある発言)