みなさまごきげんようでございます。
ちょ……お気づきですか?
2か月後の今日はもう挨拶が「あけましておめでとうございます」だと……
お、おそろしや。
2021年も残り2ヶ月です。
ヒ~ッ!!!
さて偶然ではありますが前回の記事も今回の記事も「牛」の写真でスタート。
あっ!考えてみれば丑年でしたね、今年って。
★
昨日は第49回衆議院議員の選挙でしたね。
みなさまは選挙に行かれましたか?
選挙のたびに「安心して生きていける世の中になれば」の思いと、希望や期待を抱けない政治家や政治に落胆する思いと、が自分の中で闘うわけなのでありますけれど……行ってきました、選挙へ。
期日前投票をされた方も多いのか、投票所はほどよく空いておりました。
会場内に設置された消毒液、ひとり1本ずつえんぴつを持ち歩く方式(使用後すぐに消毒)、とコロナ下での選挙だな~の光景の中、無事に一票を投じてまいりました。
そして毎回思うのだけれど最高裁判所の裁判官の国民審査ね……あれはどの程度国民に浸透をしているものなのでしょう?
たぶん審査される裁判官の方の経歴や○○に対する考えなど調べようと思えば調べられるのでしょうけれど……そこまで事前に調べて精査したうえで投票している人がどれほどおられるのか?
その場で投票用紙を渡されて裁判官にふさわしいかどうかなんてどうやって判断しろと?
投票用紙の印刷代だってバカにならないだろうし。
衆議院選挙のたびにちょいとモヤ~ってします。
★
投票の帰り道、コンビニに寄りました。
(ようやくここからが本題です)
すると入り口入ってすぐの本のコーナーに燦然と輝く本が!私を!!呼んでいる!!!
「あ~ぁあああ百姓貴族の7巻が発売されている♥」
本のコーナーで小躍りせんばかりに喜ぶ50代おばちゃん、とそれを遠巻きに見守る?眺める?夫……
このときほどしみじみと「今日選挙に行ってよかった」と感じたことはない。
さて「百姓貴族」は第7巻の帯によると通算で300万部も読まれている人気コミックエッセイ。
作者・荒川さんのご実家の牧場やご家族のお話、農業高校のお話、農業を取り巻く日本の現状、などがときどきブラックな領域に踏み込みつつも軽快に語られています。
で、若干無理やりに選挙の話とつなげますけれど「百姓貴族」に書かれている日本の農業が抱える問題や課題に正面から取り組んでくれる政治家が増えるといいのにな、と思わずにはいられません。
ちなみに荒川弘さんは「鋼の錬金術師」「銀の匙」「アルスラーン戦記」などの作品でじゅうぶんに有名な漫画家さんでありますけれど……じつは私、この「百姓貴族」を読むまで荒川弘さん=男性だと思い込んでいました……
ですから「百姓貴族」を読んでいちばんの衝撃は「荒川弘さんって女性だったのか!」であります。
いやはや……ごめんなさい。
これを読むと牛がいかに賢い動物か、農家のみなさまがどれほど作物に丹精を込めているか、が強く伝わってきます。
おもしろくてときどきホロリ。
牛好きな人、農業に興味のある人、北海道に住みたい人、には必読の書であります。
この3つに当てはまらなくてもなにかおもしろい本が読みたい人にも熱烈におすすめしたい本です。
もうすぐ……あっという間にクリスマスもやってまいります。
コミックス好きのあの方へのプレゼントにいかがかしら?
フフフ。
本日のお言葉
国会議員にこそ年に1回ぐらい国民審査が必要なんじゃ……