この間、令和によろしく~なんてご挨拶したばかりなのにもう20日も経っているという光陰矢の如し感。
その20日間でゴールデンウィーク10連休が終わり12日の日曜日は「母の日」だってのに早朝から月一の町内清掃で働かされ←ここ手伝わなかった旦那さんへの文句、13日には身内が入院・手術で気持ちがバタバタして落ち着かず・・・。
そうこうしているうちに暑い日々がやってまいりました。
しかしながらこの暑さを歓迎しているらしき植物がベランダにて毎日元気に育っております。
それが本日の主役・ミョウガ御一行様であります。
いつもいつもとほほなへっぽこ園芸ばかりではないのだ、私も!
めずらしく順調なミョウガ栽培、それではスタート。
毎日次々と芽が出てすくすく育っているミョウガ
ミョウガ御一行様、毎日次々と芽を出しておりますよ。
3月に植えてから今月に入るまでまったく変化がなかったミョウガのプランター。
実はちゃんと育っているか心配になって2回ほど土を掘っくり返して根の様子をのぞいてみたのです。
そうしたらちゃんと土の中では根がみずみずしく太っていたので「これなら大丈夫であろう」とまた土を盛ってひたすらお待ち申し上げていたのでした。
そうしたらついについに今月に入ってから芽が続々と顔を出しはじめニョキニョキ育っています。
毎日ベランダのミョウガを眺めながら「芽が芽がぁ~」と心の中でムスカ大佐になっている50代主婦・・・。
いやぁそれにしても本当にプランターに土を入れてミョウガの根を植えただけなのにこんなに生えちゃっていいのだろうか?
失敗やらドタバタ続きの我が園芸人生においてこんなに順調なことがいまだかつてあったであろうか?
なにかこの先に落とし穴がありはしないか?
というわけで植え付けから芽が出るまでの第一段階は無事にクリアということでいいですよね。
ベランダでミョウガ栽培を始めた理由
奥さん、ミョウガだの大葉だのの薬味ってほんの少しなのに買うとやけにお高くありません?
ミョウガなんてだいたい1パック3本入りで税込み213円ほどです。(当社調べ)
私はどちらかというと主役よりも脇役が好きであります。
「薬味」をこれでもかってくらいドッサリ&たっぷりと食べる派。
そばにおけるネギ、牛丼における紅ショウガ、カレーにおけるラッキョウetc.本体が見えなくなるくらいの量が欲しい。
薬味を食べるためのメインと断言してもいいくらいです。
農家の方のご苦労やら安全やらにお金を払うのは当たり前とは思うもののやはり薬味系はそこそこのお値段。
満足する量を食べようとしたらおいくらになることか・・・。
そこでさ「じゃぁ自分で育ててみるか」となった訳です。
ミョウガはとても育てやすい
薬味の中でなにを育てようか?と考えまして候補としてはショウガ、大葉、ミョウガ、あたりが浮かんだのです。
大葉は庭にちりめん大葉が自生している。(とはいえ風味が弱い)
ショウガは高温多湿が好きらしいけれど直射日光が苦手で連作ができない。
そこで日陰・半日蔭でも丈夫に育って害虫被害もなく連作もOKなミョウガに決めたのでした。
害虫被害がない、というのは特にベランダ栽培では大事ですよね。
部屋と直結しているだけに虫を呼ぶ植物だと虫嫌いが大騒ぎしますもん。
まぁ仮に虫がついても私の場合は見つけ次第この世から退場していただくけれど。(BGMは必殺仕事人)
ミョウガの育て方
ミョウガを育てよう、となったらまずはミョウガの根(地下茎とも球根ともいいます)を用意して、深さのあるプランターに土を入れて深さ5センチほどのところに植えつけます。
そして芽が出てからは乾燥しないように水やりをして葉が出揃った頃に追肥。
あとは収穫を待つばかりです。
2~3年して根が混みあったり土が固くなってきたら地下茎を切り分けて新たなミョウガのプランターを増やす、育つ、大豊作、食べる、という幸せの連鎖が待っているのですよ。
ネットでも「ミョウガのコスパ最高」とか「採れすぎて食べきれない」という記事を数多く見かけました。
あぁ楽しみ、薬味以外でも梅酢漬けにしたりサラダにしたり天ぷらなんてのもいいですよね。
ふと「捕らぬ狸の皮算用」なんて言葉が浮かんだりしているわけですがまぁね乞うご期待です。
*私も育ててみようという方はこちらをご一読あれ
サカタのタネさん「初心者向け!ミョウガの栽培方法・育て方のコツ」
ミョウガにまつわるあの噂
ところで「ミョウガを食べ過ぎると物忘れがひどくなる」と聞いたことがありませんか?
ご安心ください。
どんなにたくさん食べても大丈夫です。
ミョウガに含まれる「αピネン」という精油成分は大脳皮質を刺激して覚醒を促すので集中力を高めて脳をスッキリとさせてくれますよ。
むしろ物忘れが心配な人ほどミョウガを食べるべきなのですね。
おしまいに
ミョウガの収穫が待ち遠しいなぁ。
通常であれば8月には収穫が始まるのですが初めて植えつけた年に限り収穫期が不明なのだとか。
無事に収穫ができましたらまたご報告いたします。
ここから本当は書く予定ではなかったというか書きたくなかった追記
あの~ですね、その~まことにお恥ずかしいことにですね、ここまでの記事は夢もしくはまぼろしだったのかな?なんて思います、3か月後の今。
なんでそう思うかというとこの記事のミョウガの行く末というか悲惨な末路が・・・・。
詳しくは2019・8・31のミョウガの記事を読んでいただけるとご理解いただけるかと思いますが。
いつもながらトホホな結末を迎えちゃったのでありますよ。
やっぱり「捕らぬ狸の皮算用」になったよ、私。
本日のお言葉
人にとって忘れるという行為はとても大切、忘れられない人ほど苦しいのですって