12月も残り半分、クリスマス及び年末年始の準備ははかどっていますか?
そんな貴重な日曜日に当ブログに迷い込んでしまった皆様、厚く御礼申し上げます。
書いている人間のスタイルとは真逆に細々と続いている当ブログですが、特にユーカリ・グニーきっかけで訪れて下さる方が多いようです。
本日は丸坊主にされてしまったユーカリ・グニーのその後を心配して下さっている心優しい皆さまへのご報告。
2年前に丸坊主にされたユーカリ・グニーの今
2年前に「ユーカリの葉っぱがパリパリに枯れたので丸坊主にしました」という記事を書きました。
あれからユーカリ・グニーは暴風にも大雪にも耐え元気に過ごしています。
樹高は160㎝近く、幹もまた少し太くなり、次の春には鉢を一回り大きなものに変えなくてはいけないかなぁというぐらいに育っています。
ただ・・・。
こうしてグングン育っているわりには葉っぱが少ない気がするのです。
少ないと控えめに表現したけれどスカスカ~ってぐらい少ないのです。
つい「ユーカリ・グニーの葉っぱが少ないのは世帯主に似たせいではあるまいか?」と口を滑らせちゃうぐらい少ないです。
葉っぱと毛髪の風情がね・・・なんとなくね、似ているような。
なんてことを言ったら「幹が太るのは世話をする人に似たね」と反撃されました。
・・・その通りです。
丸坊主ユーカリグニーの現在は?
参考までに我が家の葉っぱスカスカ丸坊主ユーカリ・グニ―の現在のお姿を。
見ていただくとわかるように枝元なんてほとんど葉っぱがない状態。
枝の先に向かうにつれてちょぼちょぼ生えているのですが相変わらず葉っぱの付け根ほど茶色くてパリパリ。
だんだんとこの茶色のパリパリが葉っぱ全体に進んで最後にはパラリと枯れ落ちます。
葉先の方はこんな感じ。
真冬でも葉先の葉っぱはあまり色も変わらずこのまま越冬します。
しかしながらユーカリ・グニーって葉っぱがワサワサついているイメージがありませんか?
実際、苗の専門店などのお写真にはどの枝にもたまご型の葉っぱがいっぱい。
しかし我が家のユーカリ・グニーは極端に葉っぱが少ない。
これってやっぱり2年前に思いきって甲子園の球児並みに丸坊主にしちゃったせいであろうか?
しかし葉っぱ全体が茶色くなると最後には風が吹いただけで落葉するのですよ、ユーカリ・グニー。
なので思いきって落葉前に丸坊主にしたのだけれど。
やはり余計なお世話だったのか?
葉っぱの枯れ方
ユーカリグニーに限らず葉っぱというものは成長した順番通りに下の葉っぱから枯れていくものだ、とどこかで聞いた覚えがあります。
これが葉先から枯れるようだと病気の疑いありとよく園芸書などには書かれていますね。
葉数はお淋しいながら樹高も幹も育っているから大丈夫、と自己暗示をかけていたのですが葉っぱの状態には肥料が大きく関わっている場合も多いということを知り慌てて検索。
こちら住友化学園芸さんのサイトは葉っぱの症状別に肥料が過剰なのか不足しているのかが一覧となっていて非常に見やすいので葉っぱでお悩みの皆さんはぜひご覧になってみて下さい。
古葉で葉先が茶色くなっている場合はカリウム(カリ)欠乏症と書いてありました。
そういえば水分ばかりに気を取られてきちんと肥料をあげていなかったことに今、気がついた・・・。
本当にごめんよ~、我が家のユーカリ・グニー。
ユーカリ・グニーの育て方のポイント
ユーカリ・グニーは屋内管理は難しいとされるほど直射日光を好む植物です。
耐寒性はマイナス20℃ほどあり真冬でも屋外で育てられる反面、暑過ぎるのは苦手です。
暑過ぎると新芽などに色素が抜ける高温障害が出ます。
特に夏は蒸れやすいので風通しのいい場所などに避難させます。
また乾燥気味を好みますが水切れには極端に弱いため水やりのタイミングには要注意。
夏はたっぷりと水やりをしますがそれ以外の季節は土の具合を見ながら必要な水分を与えます。
ユーカリを育てている皆さんなら一度ならずユーカリ・グニーの育て方を目にされていると思いますが、この「ユーカリの薫るベランダで」の中に気になる一文が。
思った以上に暑さは苦手なようで、夏場や秋口にgunniiがいきなり枯れたというのは、夏にかなりダメージを受けていたのが原因のようです。
ここ2~3年の日本の夏の暑さを思い返すと思い当たりませんか?
あの異常な災害級の暑い夏。
我が家のユーカリ・グニーも夏バテしていたのか!
だとしたらなおさら葉っぱが増える訳もないかぁ・・・などと納得。
急がず焦らずゆっくりと回復を待ちます。←肥料も忘れずに!
そうして葉っぱが十分に生え揃ったらしてみたいことが。
実は葉っぱを少し拝借してクリスマスリースを作ってみたいという野望を持っております、私。
自分の育てた草木で作るクリスマスリース
庭やベランダで育てた草木で作る自家製のクリスマスリースって憧れませんか?
いやまぁクリスマスリースを作るには材料になる葉っぱがなによりも必要なのですけれど。
クリスマスリースのイメージってこんな感じ?
これに赤い果実や花、それに金色のベルなどを組み合わせればいいのね。
はぁ~ジングルベルジングルベルだわぁ。
クリスマスリースにはもみの木や柊の木などが使われることが多いですがオリーブやユーカリグニーも人気の材料です。
ユーカリの緑色やシルバー系の飾りだけで作る大人向きのクリスマスリースにぜひチャレンジしてみたい。
さらにはユーカリで作ったクリスマスリースにユーカリのアロマを2~3滴なんてのもいいですね。
ちなみにユーカリのアロマには殺菌作用や免疫力アップの効果があるので今の季節にピッタリです。
しかし現状を冷静に判断するといつになったらクリスマスリースが作れるやら・・・。
ユーカリグニーの葉っぱがワサワサ増えますように。
そして未来のクリスマスに自家製のクリスマスリースが飾れますように。
おしまいに
ユーカリグニーファン?の皆様へ。
我が家のユーカリグニー受難の歴史です。
1、2017・6・26 ユーカリグニーを丸坊主にしちゃったのお話
2、2018・1・23 暴風で根元がグラグラになったユーカリグニーのお話
3、2018・3・22 葉っぱの次は幹が真っ赤になってきちゃったユーカリグニーのお話
4、2018・12・16丸坊主から回復中のユーカリグニー、でも葉っぱが少ないなのお話
5、2019・4・28丸坊主はある種の賭けで本来は正しい剪定と摘心が必要だったのね、どうしよう~のお話
本日のお言葉
そもそもクリスマスリースを自分で作れるかが問題だ