7月7日七夕はそうめんを食べる日
昨日から梅雨も一休み中なのか快晴&強風の新潟です。
そして本日は7月7日・七夕ですね。
夜もずっと晴れ予報なので空の上で彦星と織姫は一年に一度の逢瀬を存分に楽しめるはず、めでたしめでたし。
・・・ってこれで本日のブログおしまい?
いえいえ前置きが長いのはいつものことなのですけれど本日のお題は七夕そのものよりも七夕に食べるもの、いわゆる行事食でございます。
お正月のおせちやお餅、ひな祭りのハマグリのお吸い物、子供の日の柏餅、などなどこの行事にはこの食べ物というのがありますよね。
行事食にはそれぞれ昔からの慣習というか由来というか込められた願いというか、ひとつひとつに意味があるものです。
子供が幼稚園の間は行事にちなんだ工作作りなんかもあるので家庭でも年中行事をしっかりと行っていたものの子供が成長するにつれ年中行事もだんだん行わなくなったりして。←心がけ次第では?
一応、しつらいというか飾り物がある場合はちょろりと飾るもののメインはもはや○○を食べる日=年中行事、と化している我が家です。
あぁこうして日本古来の古き良き風習が消えていくのでありました。
とはいえ年中行事の中でもとりわけ本日7月7日の七夕というのがね。
どうにもこうにもね。
あんまり家でしたことがないのでありますよ。
だって笹がないもの!
いくら家族だけとはいえ欲望丸出しの短冊書けないもの!
家族の健康とか家内安全とかお正月にいつも神様にお願いしてるもの!
ということでせめて七夕らしい食べ物だけでもいただこうと「本日のお昼は七夕だからそうめんにしますよ」と宣言しました。
「やった!」1名。
「えっ・・・」2名。
はい、皆さまもうおわかりですね。
喜んだのはおじさん(旦那さん)、テンションが下がったのは若者(息子達)、であります。
年齢とそうめん好きは比例するのか?
昨年も書いたけれど息子達はそうめんや冷麦に冷たい態度なのですよね。
「続けて作り過ぎたせい?」という気もしないではないけれどもさ、それにしたってもな反応。
麺類は好物といいつつもそうめん<冷麦<そば<うどん=ラーメンという順位が彼らの中にはあるように思えてならないのだが。
こうして見てみると単純に麺の太さと腹持ちの差のような感じもするのですけれどね。
味のパンチが足りないのかしら?
胃腸がまだまだ元気だものね、若いって素晴らしい。
で、唯一喜んだおじさんこと旦那さんの場合は無類の麺類好きなのでそうめん=冷麦=そば=うどん=ラーメンというわかりやすい構図となっております。
むしろそうめんと冷麦は外食では食べないので家でしか食べないそうめん・冷麦は大歓迎ということらしい。
あろうことか息子達は「天ぷらがあればそうめんや冷麦も食べる」と言い出す始末。
暑くてやる気のでない夏の昼間から面倒臭がりキングのお母さんが天ぷらを揚げるとでもお思いか?
あぁやはりまだまだだな、息子達よ。
シンプルな麺つゆと薬味でいただくからこそ美味しいのです、そうめんや冷麦は。
それに薬味だってネギ、ショウガ、大葉、の基本3兄弟以外に梅肉のたたきやしば漬けやゴマやetc.無限にあるぞ。
なによりも喉越しを味わう食べ物でもあるのですよ。
と力説したところで事態はまったく微動だにせず。
なぜ七夕にそうめんを食べるのか?
ところでなぜそうめんを七夕に食べるかというとですね、諸説あるのですがそうめんを天の川に見立てているという説や織姫の機織りにちなんで糸のようなそうめんを食べると機織りが上達する(後に芸事全般)とされたからという説などがあります。
七夕の風習は中国から伝来したものですが日本では平安時代の貴族の間でまず広がり江戸時代に入ると庶民の行事としても定着していったといわれています。
もっと詳しいことが知りたい方はこちら京都地主神社さんの「七夕の歴史・由来」をご覧ください。
7月7日は冷やし中華の日、でもあった
とまぁ七夕とそうめんの関係をちらりと調べたところで若者の胃袋は満足するはずもなく冷蔵庫の中に冷やし中華があったので若者たちは冷やし中華にしました。
ところがなんという奇跡!偶然の産物!
本日7月7日は冷やし中華の日でもあったのですよ。
冷やし中華愛好家の皆さまにより1995年(平成7年)に制定されております。
なんでも暑さが本格的となる二十四節気の「小暑」が7月7日となることが多いため7月7日を冷やし中華の日としたそうです。
確かに「冷やし中華始めました」というのぼりを見ると夏が来たなぁ感、強くなりますものね。
おしまいに
ということで2019年7月7日のお昼ゴハンは7月7日にちなんだそうめんと冷やし中華の2本立てとなりました。
七夕の今日、皆さまはなにをお召し上がりになるのかしら?
そして本日のブログを読む際のBGMは「星に願いを」でお願いします。
なんとなく・・・ね。
本日のお言葉
お母さんはパスタ派