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今シーズン初ふき味噌作り!ふき味噌は湯がくと彩りよく出来上がります

食べ物のこと

春の大人のお楽しみ・ふき味噌作り

今シーズンになって初めて野菜売りのおばさんがふきのとうを持ってきてくれました。「もうふきのとうが出る季節になったのねぇ」と毎年同じ会話をかわしつつ一袋購入。一袋にふきのとうが12個入って300円。高い?安い?まぁ旬の味ですからね、奮発しましょう。

それにしてもいい香り、春の香りですなぁ。

ふきのとうを洗って湯がいたら部屋中がふきのとうの香りになりました。

ところでふき味噌を作る時に毎回悩むのが湯がこうか?生のまま作ろうか?ということ。

どちらも試したことはあるのですが味にそれほど違いはなかったです。ただ強いて言えば生のまま作ったほうがあの独特のほろ苦さが若干強かったかなという感じ。

しかし湯がいたほうが彩りがいいのと、上手に作れたような気になれることから私は湯がく派。

ふきのとうの若草色というのか若緑色というのかとにかく緑色がはっきりとするのでいかにも春の一皿という趣きがします。

ふき味噌の作り方

我が家流ふき味噌の作り方です。とても簡単なのに「できる大人の一皿」って感じがしませんか?自画自賛??

1、ふきのとうを良く洗いながら汚れや硬い葉を落とす
2、湯がく *ほんの熱湯に30秒くらいつける程度の感覚です
3、ふきのとうの色が鮮やかな緑色になったら湯から出して水にさらす
4、ぎゅっと握って水気を切ってからみじん切りにする
5、少量の油で1分ほど炒める
6、味噌とみりん、少量の砂糖を加えて1~2分ほど弱火で炒め水分を飛ばす
7、出来上がり

生のまま作る場合、ふきのとうはとてもアクが強いのでみじん切りにしたらすぐに炒めないとえぐみが強く出てしまうかもです。

余熱が取れたら保存容器に移して冷蔵庫へ。

ふき味噌はごはんのお供に、焼きおにぎりに、日本酒のあてに、油揚げに挟んでひと炙りして、とあれこれ活躍してくれますよ。

ふき味噌の保存

ふき味噌の保存期間はおおむね冷蔵庫で10日程度です。
作る時に水分をしっかりと飛ばしておくと保存がききます。

またたくさん作った時には小瓶か冷凍できる保存袋に入れて冷凍しておくこともできます。この時なるべく空気が入らないように冷凍しましょう。

冷凍しても味は美味しいままです。

そして今回発見したのがふき味噌にお湯を注いで食べる方法があるということ。東北のほうの郷土食のようですがぜひ作ってみたい一品です。確かにふき味噌でお茶漬けしても美味しいのだからお味噌汁(と言うのかな?)も美味しいだろうなぁ。

しかし問題はそれを試すほどふき味噌が残っているかどうか・・・。

だって今、目の前でワンカップ片手に「止まらぁん」とか言いながらふき味噌を食べている人がおりますもの。

もうね明日明後日中にはなくなりそう。

本日のお言葉

ふきのとうの次はタケノコですな