<景品表示法に基づく表記>当サイトの記事内には商品プロモーションが含まれている場合があります。

焙烙(ほうろく)で作る自家製ほうじ茶で身も心もホカホカしています

台所道具

祝日の夕暮れ、みなさまいかがお過ごしですか?

本日から3連休という方も多いのかな?

日頃の疲れが出ちゃってグッタリな人も、元気にお出かけしている人も、
あたたかいほうじ茶を飲んでひと息つきませんか?

自家製ほうじ茶のすすめ


↑本日のグッタリ感が素敵な一枚

昨日あたりから空気の中に「冬の香り」がちらほらし始めました。

さすがにこう寒くなってくると「アイスコーヒーとビールのみで水分摂取している」と
旦那さんに言われている私でもあたたかい飲み物をいただくようになります。

緑茶やコーヒーももちろん好きなのですが、個人的に「冬の訪れを感じるあたたかい飲み物NO.1」はほうじ茶です。

それも焙烙(ほうろく)を使って自分で好みの濃さに焙じた一杯に限ります。

こたつのない我が家にとって自家製ほうじ茶の登場=冬、みたいな感じです。

ほうじ茶と番茶


ところで私の生家ではほうじ茶と番茶がごっちゃになっていました。

こげ茶色のお茶を総じて番茶と呼んでいたような?
そしてあきらかに味はほうじ茶だったような?

実は北海道や東北地方ではほうじ茶のことを番茶と呼ぶことも多いのですって。

しかも「焙じ番茶」という製品もあるので若干ややこしいですね。

番茶の由来には諸説あるようなのですがザックリ言ってしまえば
「高級ではない煎茶」「普段使いの煎茶」という感じです。

一方のほうじ茶はその名の通り煎茶や番茶を焙じたお茶のことです。

番茶とほうじ茶の違い、くわしくはこちらの記事をどうぞ。
お茶屋さんの記事でとてもわかりやすいです。

番茶は茶葉そのものを、ほうじ茶は茶葉に手を加えた状態、を指しているのですね。

お茶を焙じる道具

いざお茶を焙じようとなった時に活躍するのが焙烙(ほうろく)です。

あまり聞きなれない名前ですがお茶屋さんなどで売られています。
ちなみにこれ↓我が家で使っているのとおなじ焙烙。


お茶だけでなくコーヒー豆やゴマ、これからの季節にはギンナンも炒れますよ。

焙烙で炒りたてのゴマをお料理に使うと「今までのゴマはなんだったのか?」
というぐらい美味しいゴマに変身します。

ところでほうじ茶作りの醍醐味、味はもちろんですが
部屋中に広がる香ばしいお茶の香りにこそある!と強調させていただきます。

お茶の香りにはリラックス効果があることから古来より茶香炉でお茶を焙じるという文化が
日本にはありますがまさにそれであります。

(行ったことはないけど)高級旅館や高級料亭のおもてなしの気分(だけ)を我が家で味わえます、たぶん。

ところで焙烙がなくてもほうじ茶作りはできます。
鍋やフライパンでも十分お茶を炒れますよ。

ただまぁせっかくなら焙烙を使うとたのしいというか嬉しいというか……

とにかく焙じたてのほうじ茶は市販のお茶よりも香ばしさ5割増し(当社比)なのです。

そしてほうじ茶にすると安いお茶もちょびっと湿気ちゃったお茶も
おいしいお茶に生まれ変わります。

飲み残したお茶がお手元にありましたらぜひお試しあれ。

ほうじ茶の効能

ほうじ茶には先ほど書いた香りによるリラックス効果の他にもうひとつ大きな特徴があります。
それは茶葉を焙じることで緑茶に比べてカフェインやタンニンが減少すること。
そのため口当たりがさっぱりして飲んだ後も胃に負担がかからないのです。

病院でも食事の時にほうじ茶を出すところが多いのはこの効果のためとされています。

飲む以外のほうじ茶

ほうじ茶はそのまま飲む以外にもほうじ茶入りのクッキーやアイスクリームなどのスイーツ、
ほうじ茶飯などのレシピが人気です。

中でも気になったのがほうじ茶豚

作り方はいたって簡単でほうじ茶で豚肉(塩豚)を茹でるというもの。

塩豚はしょっちゅう作っているので今度作ってみようっと。

ほうじ茶豚の詳しいレシピはレシピサイト「ナディア」さんに載っています

おしまいに

焙烙をシャカシャカさせて作る自家製のほうじ茶。
香りも味も我が家の冬の一場面になっています。

さぁ明日もまたホカホカのほうじ茶を飲もう。

……と言いながら冷たいビールの晩酌も欠かさないのでありました。

本日のお言葉

風邪や二日酔いにはほうじ茶に梅干し一粒がお約束