年が明けてからもう1週間が過ぎてしまいましたね……
みなさま、あけましておめでとうございますからの
ごきげんようでございます。
さて本日は2023年が始まって早々ではございますが
「2023年 これを買ってよかった!」をご紹介したく存じます。
いくらなんでも早すぎやしないかって?
いえいえ。
今回ご紹介する台所道具は「いいなぁ」と思い始めてから
4~5年は経つ逸品でございまして。
わたし的にはようやく手に入れたお品なのです。
そしてこのお正月に使いまくりましたところ、
あらためて「手に入れてよかった、大満足」と感じております。
その逸品というのが辻和の金網。
台所道具に興味のある方々にしたらなにをいまさらなお品で
あることは重々承知いたしております。
それほどに歴史のあるお品です。
京都にある辻和金網さんはさかのぼること平安時代とも言われている
職人さんの手作業による金網作りの技術を現代に伝えるお店。
手作業であるがゆえ大量生産はできません。
実店舗から遠く離れた地に住んでいますと
タイミングが合わなければなかなか手に入らないのでございます。
それとお品の確かさはじゅうぶんにわかってはいるものの
お値段もそれなりにいたします。
普通の焼網の5倍ほど……
もちろん各ご家庭のお財布事情によっては迷わずに買えるでしょうけれど
わたしは買う決意をするまでに4~5年かかりました。
しかしながら毎年お正月が来るたびに
トースターだとお餅が網にくっつくわ、いい塩梅の焼き具合にならないわ、
魚焼きのグリルだとずっとにらめっこしていないと焼け過ぎちゃうわ、くっつくわ、
もうお母さんストレスの塊だよ!状態でありましたことよ。
それにもうさ、半世紀以上生きてきてさ、
この先いつまで生きるかはわからないけれどもだ、
納得したものだけを使いたい欲がムクムクとさ、
じぶんの中に生まれたとでも言いましょうか(壮大な言い訳)。
……ポチッ。
そしてついに2022年年末に和辻金網さんの金網をお迎えしました。
いままで生きてきてこれほど香ばしく上手にお餅を焼いたことがあったであろうか。
いや~いままでお餅焼くのがちょっと(かなり)面倒だったわたしはどこへ?
お餅、いくつでも焼きます!
しかもちょっと写真に生活感が溢れすぎておりますが
使用後はお水とたわしでザブザブゴシゴシしたらかけておくだけのお手軽さ。
(汚れが気になる場合のみ中性洗剤使用とのこと)
ただし同封されてきた説明書によりますとIHコンロやセンサー付きガスコンロでは
使えませんのでご注意ください。
こうしてこのお正月にお餅を焼きまくったのですが、
辻和金網の焼網で焼いた食パンは外カリ・中フワの絶品だとの評判。
お野菜もたまらなくおいしいとか。
お餅がなくなりましたら今度は食パンやお野菜を焼きまくるぞ、と決意しておる次第です。
憧れていた台所道具が我が家にあるしあわせよ。
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今回こちらのお店で辻和金網さんの金網を買いました↓