日本全国または世界中のグッタリお仲間の皆様、ご機嫌いかがですか?
前回の記事以後も順調に、しかし明るくグッタリしております。
そして驚くべきことに私のグッタリが炊飯器にうつった模様・・・。
そんな馬鹿なとお思いですか?
わたしもそんな馬鹿なと思いたかった。
それでは全体的にグッタリしつつスタート。
見て見ぬふりをしていた内釜のハゲが進んだ結果・・・
突然ではありますがグッタリしている間に我が家の炊飯器の内釜のハゲが進行しました。
そもそも少し前から内釜のハゲに気がついてはいたのです。
いたのですけれどグッタリしていたものだから「もうなにもかも面倒~」とか思ってしまい気がつけばハゲ。
なんというか炊き上がったごはんまでがグッタリするようになってしまいました。
ここで言うグッタリとは、ぐちゃっとしたごはんという訳ではなくて味がしゃっきりしないというのか、せっかくのコシヒカリの美味しさが5割引きというグッタリ感ね。
念のために付け加えますと、新潟県人としてこの世に生を受けておよそ半世紀、離乳食から50年近くコシヒカリのごはんのお世話になっております。
常日頃ブログ内で怠惰な己をさらしてはいるもののごはんの味にはこだわっております。
ごはんさえ美味しければおかずは二の次三の次、という人生を貫いてきました。
だからこそ大切なごはんを炊く道具の不具合は自分の体調不良と同じくらいにマズイ事態であります。
内釜なぁ。
丁寧に扱ってきたのになぁ。
哀れにもまだらにハゲっちゃったもんなぁ。
内釜がハゲる原因
通常、電気炊飯器の内釜がハゲる原因は次のことが考えられます。
2、内釜の中に金属製のざるを入れてお米を研ぐ
3、内釜の中に水を入れて洗い桶代わりに食器などを入れる
4、酢などの酸性の強い食品を内釜に入れる
5、硬いスポンジやクレンザーなどで内釜を洗う
う~ん。
特に思い当たることもないのだけれどなぁ。
お米は別のボウルで研いでいるし洗うのも普通のスポンジと台所用洗剤だし。
あっでも炊き込みごはんを炊いた時に底が焦げてごはん粒をこびりつかせてしまったことがあったような。
いずれにしても最初はちょびっとハゲだったのがあれよあれよとご立派な2㎝ほどのハゲになりましたとさ。
ハゲた内釜で炊いたごはんはカラダに悪いのか?
ところでいちばん気になるのがハゲた内釜で炊いたゴハンはカラダに悪いのではないか?問題です。
なんとなくの素人考えだとハゲた金属(コーティング)を食べるということはとてもカラダに悪そうだ。
もっとも目に見えるくらいの金属の破片なら取り除きますけどね。
で、結論から申しますとコーティングがはがれた内釜で炊いたごはんを食べても健康に影響はないです。
仮にハゲたコーティングを食べても人体には吸収されずに排せつされるので大丈夫とのこと。
ハゲた内釜で炊いたごはんはマズイ
ハゲた内釜で炊いたごはんは体に影響はないとしても味はマズイ。
あくまでもわたくし個人の感想ですがカラダに影響はなくても味には影響あり!です。
というのもハゲた内釜でごはんを炊くと思いきりムラのあるごはんが炊き上がります。
コーティングされていない部分で炊けたごはんは色も茶色めで硬く、それ以外の部分は普通の炊き上がり、結果それが混ざってムラムラのごはんの出来上がり。
ムラムラのごはんって字面だけ見ると色っぽいですね♥
いやいやそうではなくて美味しいごはんのふんわり感とか一体感とかがどこかに行ってしまうのですよ。
当然ながらムラムラ(に炊きあがった)ごはんの味はマズイ。
どんなに美味しいおかずを作ったってごはんがマズければ台無しだよぅ。
ハゲた内釜をどうするか?
内釜が痛んだらどうするか?
次の4択から選びましょう。
2、内釜だけ買い替える
3、炊飯器ごと買い替える
4、別の炊飯方法を選ぶ
内釜だけを修理する
内釜だけを修理してくれる専門業者さんもいます。
修理代は傷み方にもよりますが数千円程度(送料別)。
この場合、修理している間の炊飯をどうするか?という問題がありますね。
修理中はチンして食べるごはんにする、パンや麺類を食べる、鍋で炊く・・・。
内釜だけ買い替える
炊飯器のメーカーでは内釜だけの販売をしているので内釜だけを購入します。
なお内釜のお値段は炊飯器のお値段に比例するようで高級機種ほどお高くなります。
ちなみに我が家の内釜は1万2千円ちょい。
ただし内釜だけ新品にしても炊飯器自体が経年劣化していることもあり新たに本体が故障することも考えられます。
炊飯器ごと買い替える
いい機会だから炊飯器ごと買い替えることもできます。
最近ではお米の品種に合わせた炊飯をしてくれる炊飯器、まるで調度品のようにオシャレな炊飯器、多機能で高機能な炊飯器などとにかくたくさんの炊飯器がありますよね。
お値段もあらステキ価格から高根の花価格まで幅広いです。
内釜がダメになったのを機会に炊飯器ごと買い替える、というのもいいかも。
お金があれば・・・。
別の炊飯方法を選ぶ
電気炊飯器以外の道具でももちろん美味しいごはんは炊けます。
土鍋に鋳物鍋に文化鍋にフライパンに、少ない量であれば電子レンジ用炊飯器も。
こうして考えるとおよそ鍋と名がつくものであればごはんは炊けるな。
(ただ専用鍋でないと噴きこぼれ&後始末がちょい面倒ですけどね)
中でも土鍋は本格的な炊飯って感じがします。
ビジュアルも素晴らしいですしね、土鍋でごはん。
ただし炊飯用の土鍋はそこそこお高いです&重いです。
けれど憧れるわぁ。
しかしこれ以上、土鍋を増やしていいものかどうかが個人的な悩みどころです。
お釜で食べるごはんの美味しさに毎日感動しています
内釜だけを買い替えるのに1万円ちょい、しかし炊飯器を買えばそれなりに少なくとも5万円前後はするし、う~ん悩むなぁとうなって出した結論。
新しい炊飯専用のお釜を買う!
鋳物鍋や土鍋はすでに家にあるもののそれらを炊飯に使ってしまうと他のお料理に使えないですよね。
特にこれから本格的に寒くなる季節、土鍋や鋳物鍋は煮込み料理に欠かせません。
となれば炊飯器よりもお手頃でなおかつ炊飯器よりも美味しいご飯が炊けるお釜を探そう、ということになりました。
色々と検索しまくりで選んだのがこちら。
ただしガス火専用のお釜です。
手前味噌ですが米どころ新潟の製品ということは大きな安心材料になりましたよ。←明らかな新潟へのえこひいき
ちなみに3合用もあります。(我が家は5合用)
いや~ぁ、感動しています、毎日。
おなじお米使って同じ人が炊いているのに今までのごはんとはまるで違う美味しさ。
その甘味、その粒立ち、お米の美味しさここに極まれりってくらい。
だって以前に比べて白米を食べなくなっていた息子2人が始めて炊いた日に4合食べたもの。
炊飯器に比べて炊飯時間も短い。
5合炊くのに沸騰後弱火炊飯10分、蒸らし15分、合計25分。
気持ち、お米の吸水は炊飯器の時よりも長めにしています。
そしてこのお釜で炊いたごはんは冷めても美味しさそのままっていう点もすばらしい。
いやぁ2018年でいちばんいい買い物だったことは間違いありません。
お釜のデメリット
手放しでほめまくってしまいましたが、もちろん炊飯器にはあってお釜にはない便利さというものもあります。
2、長時間の保温ができない
3、炊飯が終わるまではつきっきり
4、コンロをひとつふさぐのでお料理の段取りが大切
特に早朝のお弁当作りなどの時はやはり起きたらご飯が炊けているって便利ですよね。
おしまいに
お米への愛、お釜への愛、がうっとおしかったでしょうか?
ついつい・・・。
もしも内釜がハゲハゲしてきて炊飯器以外のお鍋探し中の方がいらっしゃったらお釜もいいですよ。
炊くのもお手入れも簡単ですから。
そしてごはんがひゃっほうって叫ぶほど美味しく炊けます、本当です、個人的見解です。
さぁ今日もお釜でごはんを炊くぞ。
本日のお言葉
白いごはんと梅干しのおにぎりを最後の晩餐に