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いまこそ読みたい『花森安治の灯をともす言葉』

花森安治 灯をともす言葉 本のこと

みなさま、ごきげんようでございます。

本日は立春です。
レモンの花のつぼみ
我が家のレモンの木のつぼみもあちらこちらでふくらんできました。
暦の上ではもう春が始まるのですね。
まぁ春は名のみの、ですけれども。

それどころか我が新潟県もだし、いわゆる北国・雪国のみなさまにおかれましては日々の雪との戦い、ほんとうにお疲れさまでございます。
地域によっては自衛隊の派遣要請もあるなど生活と命が脅かされるほどの状況です。
毎日のように雪下ろしでの事故のニュースを見聞きするにつけ胸がギュッとなります。

さらに今週末にはまたかなり強い寒気が日本列島を覆うというではありませんか。
今週末は選挙があるのに……大雪でただでさえ期日前投票の投票率が落ちているというのに(雪のため投票券が配達されない、雪のために高齢の方や体の不自由な方は外出できないetc)……日本国民であれば誰もが平等に持っているはずの選挙権はどこへ?

あーもうほんとうに毎日モヤモヤしちゃう。
いやモヤモヤというよりザワザワしているというほうが正しいかも。

この無理やりな選挙、
850億円ものお金が使われているともされている選挙、
ローランド的な私か私以外かなノリの選挙、
選挙の裏でしれっと貧困やひきこもりの方を支える事業に対しての共生交付金が大幅に削減(最大7割)されていたり、高額療養費の患者負担の上限額をひきあげようとしていたり、選挙後には憲法を改正したいといまさら言ってみたり(悲願は食料品の消費税減税と言っていたのでは?)……

いやもう無茶苦茶じゃない?
やりたい放題じゃない?

と毎日お腹の中が煮えそう。

だというのにさ、
憲法改正の先には戦争が待っている可能性が高いというのにさ、
どのマスコミも圧倒的に自民党の勝利とか単独過半数とか言っちゃってさ、
裏金とか某宗教団体との密接すぎる関係とかはスルーでさ、
もう日本はどうなっちゃうのか恐怖でしかないわけです。

まぁ無責任な言い方しちゃえばわたしぐらいのおばちゃんは100歩譲って人生のメインは過ぎたからいいけども(いや本音はいやだ)、これからの人たちの生活というか人生が戦火におびえて希望もなくてなんてもうほんとうにつらいのよ。
こんな日本にしたのは政治家だけれどその政治家を選んできた(または政治にまったく無関心だった)いまの4~50代以上の責任でもあると思うといたたまれない……

ここ最近花森安治さんの「花森安治 灯をともす言葉」をパラパラ読んでいるのだけれど刺さる言葉が多すぎてこころが擦り傷だらけよ。

もちろん政治についてだけではなく美についてや暮らしについての言葉が綴られているのだけれど、いまはとにかく国についての言葉が刺さります。
花森さんご自身が徴兵されて戦地へ行かれたことも影響しているのでしょうけれど、どの言葉も実際にその現場にいた人だからこそ言えるに尽きるというか。

政治のあり方をみて、
腹も立たず、しかたがないと、
うすら笑いをうかべ、
ばかげたテレビ番組に、
うつつをぬかし、
野暮なことはいいっこなしで、
暮らしているうちに、
やがて、
どういう世の中がやってくるか。
    「花森安治 灯をともす言葉」P38 昭和44年暮らしの手帖

<国をまもる>とか、
<国益>とかいいます、
そのときの<国>という言葉に、
ぼくらの暮らしやいのちは
ふくまれていないはずです。
   「花森安治 灯をともす言葉」P41昭和49年暮らしの手帖

ぼくは
大マスコミとかいうのは、
いまだかつて、
そのへんの庶民のために、
命がけでたたかったことがない、と認識している。
だが、本質的に庶民の立場に立てないとしても、
少なくとも政府のお先棒かつぐことだけは
やめたらどうなのかな、そういいたいんだ。
    「花森安治 灯をともす言葉」P159昭和46年サンデー毎日

花森安治さんがこれらの発言をしたのはいまから50年前以上。
昨今「失われた30年」とかよく聞くけれど30年どころじゃない50年以上もあんまり社会が変わっていない事実の重さよ。
もしも花森安治さんがタイムスリップされていまの日本を見たらどのような言葉を言われるのだろうか。
おなじかな……おなじ言葉かな……それはそれでとてつもなく恐ろしいことだな。

いつもならとっとと期日前投票に行くのだけれど今回ばかりはギリギリまで考えて一票を投じる予定です。

みなさまはもう選挙に行かれましたか?

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