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「ミミズの恩返し」を信じて雨上がりのベランダでミミズをお助けしています

ミミズは水が嫌い、イラスト 園芸のこと

ベランダーの皆さん、雨上がりのミミズを助けていますか?

ベランダで花や野菜を育てている人なら雨上がりに植木鉢やプランターから脱走してきたミミズがベランダのそこら中にいるという経験があるのではないでしょうか?

個人的にどうしてもミミズだけはお助けしたい。
そのままほおっておけない。

というミミズLOVEなお話です。

雨上がりのベランダは脱走ミミズだらけ

雨上がりのベランダには脱走ミミズがあちこちで伸びたり縮んだりしています。

そのままにしておけば干からびてミミズのミイラになること間違いなし。

私はそのようなミミズたちを1匹ずつ紙ですくいあげては植木鉢に再度投入しております。

なぜならミミズは土を肥やしてくれるありがたい生ける肥料製造機である(と信じている)からです。

もちろんその時点でお亡くなりになっているミミズも植木鉢に入れていますよ。
この場合はそのままの意味で肥料として・・・。

しかしなぜミミズは雨上がりになると脱走しているのでしょうね?

ミミズは水が嫌い?

ミミズは水嫌いとご存知でしたか?
水そのものではなく水浸しですが。

ミミズが必要になった場合は土を水浸しにして捕獲するという手法が用いられています。

水が地中に入ることで土の中の酸素が減りますよね。
すると地中にいるミミズは酸欠状態になります。
そして酸素を求めて地上に出てきたところを捕まえるというもの。

雨上がりのベランダにミミズがいるのも鉢植えの中の酸素が雨で足りなくなっていたからなのです。

ということは酸素が足りない鉢植えに戻している行為はミミズにとってはありがた迷惑以外のなにものでもないのでは・・・?

しかしそのままではお日様に焼かれてミイラになるのを待つばかり。

ミミズにとっては究極の2択でしょうか。

*ミミズの生態についてはこちらを参考にさせていただきました。
 「ミミズの生態」株式会社豊徳

ミミズは土の救世主

ミミズは土の救世主であると言われています。

ミミズのことを英語ではEarthworm、直訳すると「地球の虫」と言います。
虫と言っていますが分類上は「動物」です。

ミミズは1日に体重の半分~体重と同じ量の餌を食べて糞を排泄します。
その糞が良質な肥料や土壌改良剤として利用できることから一般的には益虫として扱われています。

ミミズの糞を利用したたい肥は5リットル1000円前後でも販売されていますよ。

私がせっせとミミズを助けるのも土を肥えさせたいからです。
もちろんミミズを純粋に助けてあげようという気持ちもありますよ。←とってつけた感

せっかくなのでミミズにまつわるあれこれを

せっかくなのでミミズにまつわる伝説もお伝えしますね。

1、ミミズを素手で触るとミミズが人間の体温でやけどをする
2、ミミズにおしっこをかけると大事な部分が腫れる
3、ミミズは犬にとってのマタタビである

まずは素手で触ってもいいのかどうかですが人の体温ではミミズはやけどをしません。
もっとも釣りや園芸でもしていないと素手で触る機会もなさそうですね。
(でもやけどをするということにしておいたほうがミミズにとっては平和かなとちらりと思う)

大事な部分が腫れるという説に関しては農業に役立つミミズに敬意を払うための言い伝えとする説が有力です。
ただしミミズの種類によっては外からの刺激に対して粘液を飛ばすミミズもいるそうなので、わざわざ狙ってかけるような真似はしない方がいいと思いますよ。

そして犬はミミズのニオイが大好きという説。
これは本当にその通り。
生でもミイラ化していてもミミズを見つけたら犬はクンクンせずにはいられないそうです。

犬とミミズの関係についてはこちらの犬好きさんのブログに詳しく書かれています。

おしまいに

身近にいるミミズですが案外とというかほとんどその生態については知られていません。
しかしミミズは、ミミズの糞は、地球上にとってとても大切であるということは再認識しました。

やはりこれからも雨上がりのベランダにミミズを見つけたらお助けしていこうと思います。
ミミズが恩返しでいい糞をたくさんしてくれることを期待しつつ・・・

本日のお言葉

ミミズにはすごく優しいよね by旦那さん