暦の上では立春を迎えたとはいえ、まだまだ寒い日々が続いております。
雪も例年以上にどっさりあるし、電気代の請求書は安定の2万円5千円越え……だからといって暖房の設定温度をお上のお達し通り20度なんかにしようものなら凍えてしまうもの。
あぁ悩ましい。
そして寒くなると家の中に現れるもの、物?者!が我が家にはいます。
それは……
パーカーのフードは滅多には被らないもの?
ただでさえ「うちは寒い」という苦情が男性陣から出ているので暖房は22~3度くらいの設定にしています。
私だけ皮下脂肪という名のコートを着込んでいるのと更年期のおかげであまり寒さを感じないのですが。
旦那さんは設定温度を27度くらいにしたいと言っていますけど電気代5万円くらいかかるんじゃないの?
床暖房いいなぁ……薪ストーブ憧れるなぁ。
宝くじ当たらないかなぁ。←いつもこれ
そのせいなのか息子さんたちは家の中でずっとパーカーのフードを被って生活しているのですけどね……はっきり言って異様よ。
不気味よ。
毎年秋口から春までパーカーのフードを被った男2人がウロウロしている光景に何年経っても慣れない私。
食事の時だけはフードを脱ぎますけど、それ以外は常に被っています。
パーカーのフードを被る人なんて映画「ロッキー」のシルベスター・スタローンかゲゲゲの鬼太郎のねずみ男ぐらいなんじゃなかろうか?
厳密に言えばねずみ男の着ているあれはパーカーというよりはワンピース?
ネグリジェ?なんですけどね。
で、我が家のねずみ男たちは「顔が寒いからパーカーのフードを被っている」と言うのですけどそうなの?っていうかどんだけ我が家は寒いの?
ちなみに彼ら、外出時にパーカーを着る時にはフードは被りません。
まぁ確かに急な悪天候とか防寒以外にフードは被らないのが一般的か。
パーカとパーカー
本当はパーカと言うのですってね、パーカーって。
今ではパーカーがすっかり定着しています。
パーカーはロシアの極北地方に住む先住民族が着ていたトナカイの毛皮から作られたフードつきの上着「Parka(パルカ)」が語源とされています。(アラスカの先住民族がアザラシの毛皮から作った上着が由来という説もあります)
ちなみに英語だとパーカーは「hooded sweatshirt」、一般的には「フーディ」と呼ぶそうですよ。
英語圏でパーカーと言うと毛皮製ジャケットとかフード付きジャケットのことになるので、パーカーを買いにお店へ行ったら「フーディ下さい」って言わないとダメなのね。
フードの活用方法
フードを被る最大のメリットは保温にあります。
顔や耳、首元などを温めることで安眠できるという理由から眠る時にだけ被るという人も結構いるようです。
また女性の中には髪の毛に寝癖がつかないようにフードを被って眠る人もいるのだとか。
ただし髪をきちんと乾かした上でフードを被らないと余計に寝癖がついてしまうこともあるそうなのでお気をつけを。
あとパーカーのフードや帽子などを被って眠ると頭皮が蒸れる場合もあるので注意しましょう。
私自身は以前パーカーを着て寝たら首を寝違えたことがあるので寝る時にはもっぱらフードがない服を着ています。
パーカーのフードの部分が邪魔じゃない?たぶんそれで寝違えたと思うのですけどもしも違う理由だったらパーカーよ、ごめん。
パーカーのフードを被る人は恥ずかしがり屋?人間嫌い?
オシャレに対する姿勢というのか好みはひとそれぞれなのですが、パーカーのフードを被る理由として「人前で顔を出すのが恥ずかしいから」「フードを被っていると安心感がある」「話しかけられたくないから」などの精神的な理由を挙げる人もいます。
ひところ「病気ではないけどマスクをかける人」というのがニュースなどで取り上げられていたけれどそれと似た感じでしょうか。
逆にフードを被っている人に対しては「なんだか怪しい感じがする」「なにかしそうな人っぽい」と結構厳しめな意見も多かったりして。
パーカーのフードひとつでも色々な見方があるのですね。
……と書いている目の前を歩いていくねずみ男たち、
君たちも「寒がり」なだけではなく「話しかけるな」アピールだったのかい?
本日のお言葉
デストロイヤーみたいなマスク買う?