みなさま、ごきげんようでございます。
お里帰りをして家族で紅白を見ていらっしゃる?
ご友人と、もしくはおひとりで、ゆく年を見送っていらっしゃる?
新潟では大みそかの晩におせちをいただくのですが、
おせちやお寿司をおなかいっぱいいただいてビールも飲んで……もう眠いでござる。
喪中だからごはんどうしようかと思ったけれど母はそういうことにこだわらない人だったし、
なによりも無類のビール好きだったから飲むことが供養になるであろう、フフフ。
たぶんあちらでおいしいビールを、晩年は思う存分飲めなかったビールを、ぐびぐび飲んでいることでしょう。
そういえばよく冗談めかして「お母さんがお墓に入ったらお花はいらないからビールを供えてね」と言っていたっけ。
これからしばらくお墓は雪の下、雪が解けたらビールを持って行かなくちゃ。
さてあと1時間半ほどで2025年が終わるのだけれど
母が亡くなったこと+αが衝撃過ぎてあまりそれ以外のことを思い出せない。
春とか夏とか秋とかわたしはなにをしていたのでしょう?
まぁなにをしたということもないか(自戒を込めて)……
夕方実家の父に電話をしたところ「今日はがんばって2時間かけて掃除をしたよ」と元気に話してくれたけれど会話の継ぎ目にぽつりと「さびしいな」と。
そうだよね……日常が戻ってくるほど母の不在が大きくなっていくものね。
こういうさびしさはきっと薄れることはあってもなくなることはないのだろうな。
このさびしさを抱えて生きていくのだろうな。
とりわけさびしい年の瀬。
外では時折雪がちらついていてとても静かな夜です。
さよなら2025年。
