本日、新潟に昨年より4日遅れで「春一番」が吹きました。
どおりで朝から目がかゆいわけだ……
全国の花粉症仲間のみなさま、ごきげんよう。
とはいえまだ1週間先までの天気予報には雪マークもあったりして本格的な春はもうすこし先の模様。
そこで気分だけでも春にひたろうとここ数日は梅尽くしのティータイムなんぞをしております。
さあみなさまもご一緒に一服いかが?
梅は春を告げる花
梅は別名「春告げ草」と言い春が来ていることを真っ先に知らせてくれる花です。
その花姿が高貴なところや白梅と紅梅で紅白となるところからお正月に飾られる縁起物としても人気があります。
梅の花のほのかに甘い香りもいいですよね。
さらに果実は食用(梅干しや梅酒など)としても利用されます。
ちなみにお花見と言えば桜の花が連想されますが平安時代までは梅の花でお花見をしていたのですって。
暦の上では立春を過ぎたとはいえまだ寒いこの時期、梅の枝にぽつりぽつりと梅の花が咲きだすと「あぁ本当に春が来るのだな~」と感じられませんか?
そうして枝に梅の花がひとつふたつと咲き出す頃になるとお菓子の世界でも「梅味」が出てくるのですよね。
お口の中から春が来る
梅味のお菓子類はパッケージも梅の花のごときピンク色が多めでで華やか。
見ているだけでこころがウキウキしちゃいます。
しかも梅味のお菓子は健康的、なような気がする。
いくら食べても口の中がさっぱりしているし太らない、ような気もする。
はい……わかっておりますよ、それは幻だって。
でもそう思いながら食べたほうがより美味しかろう?!
ところで私は幼少の頃より梅干しならびに梅味のお菓子が大好きでした。
特にこれ↓
遠足の時などは欠かさずこれを駄菓子屋さんで買って持って行ったな~。
そしていまや自分で梅干しを漬けるように……根っからの梅好きなのであります。
で、せっかく梅味のお菓子を食べるのであれば急須・湯呑みやお皿も梅色にして楽しんでみようかな、と。
もともと梅色が好きだったせいもあり偶然ながら梅色の急須・湯呑み、お皿が我が家にはありました。
ちなみに急須・湯呑みは波佐見焼、お皿は瀬戸焼、です。
おなじお菓子をいただくにしても袋から直接食べるよりも(それはそれで美味しいけれど)お皿に盛るとちょっと気分が変わりますね。
目でも楽しめるしなにより食べ過ぎない!
もう一度言います、食べ過ぎない!!
おしまいに
梅味のお菓子をパリポリしているうちに春一番も吹いたしもうすぐ来るのだな、本当の春が。
梅のつぎは菜の花、桜、チューリップ……あぁ待ち遠しいな~。
そういえば桜味の○○みたいなお菓子もあるけれどあれはなにを食べても桜もちの味ですよね(偏見)。
やはり花の風味を最大限に美味しくできるのは梅だけだよな(偏見)、なんて思うのでした。
本日のお言葉
てのひらにうけてもさびし梅落花 山口青邨