本日、ここ新潟の地に平年より4日遅れで初雪が降りましたよ。
いよいよ本格的な冬が始まるのですねぁ。
そのような中で今年もやりました!終わりました!ゆず塩作り。
鍋料理には欠かせない我が家の定番万能調味料のゆず塩を今年も作りました。
昨年と違うのはついに(ようやく)フードプロセッサーを使ったこと。
その辺りに注目しながら今年の作業をご覧下さい。
今年もゆず塩を仕込むぞ
さぁ今年もゆず塩作りの季節がやってまいりました。
ところでゆず塩、ゆず塩と連呼していますがゆず塩ってどの程度知名度があるのかしら?
一時期お料理サイト界隈では「レモン塩」が大流行(そしてすっかり下火になった)しまいましたが、ゆず塩とはそのレモン塩のゆず版です。
調味料であり保存食であり我が家的には冬の食卓には欠かせない一品でありまして「まだゆず塩できないの?」と家族の皆さんからリクエストが出るほどの人気者。
なのでゆずが実る頃には注文をして届いたらすぐに作業、という流れになっていればもう少し早く完成したのですがなんだかやる気が起きなくて&体力が下り坂で&うだらくだら・・・。
しかしそのような日々を送れば送るほどせっかくもぎたて新鮮なツヤツヤパンパンの若い娘さん的ゆずがやさぐれちゃっておばちゃん的ゆずになっちゃうのでほどほどのところで作業に取りかかりました。
ゆず塩の作り方
ゆず塩に必要な物といえばまずはゆず。
画像は我が家の庭で採れた花ゆず、今年は20個生りました。
大きさが大人の握りこぶしほどある本ゆずに比べて花ゆずの大きさはピンポン玉くらいです。
しかし花ゆずは焼き魚などのおともに使うので冷蔵保存、ゆず塩には本ゆずを使いました。
今回は有機栽培のゆず4㎏、個数にして85個ありました。
あとはゆずをよく洗って汚れや皮の傷んだ部分を取り除きゆずを①皮と果肉②種に分けます。
もちろんですけれど皮についている白い部分も使います。
柑橘類は白い部分にこそ栄養素がたっぷり詰まっておりますよ。
そしてゆずの皮をみじん切りに細かく刻んで刻んで刻んで・・・ギブアップ&ヘルプミ~!!
たった1歳しか違わないけれどかろうじて40代だった昨年はすべてのゆずを手切りしたのです。
しかし50代デビューした今年は早々に「できる気がしない」「終わる気もしない」ってんでついに買って数年・使用1回、というフードプロセッサーを引っ張り出してきて使っちゃった。
もうね楽。
ちみちみちみちみ10分かけてゆずの実1個分の皮をみじん切りにしていたのが指先一つでゆず3個分の皮が7秒くらいで木っ端みじん切りになっちゃうのでありました。
あぁ今まで箱から出すのが面倒くさいとか使った後の部品それぞれ洗うのが面倒くさいとかいって使わなかった己の愚かさを恥じるべし!
とはいえもろもろの準備からみじん切りにしたゆずの皮と果肉に粗塩を混ぜて消毒した容器に詰め終わるまでなんだかんだで4時間ほどかかったのでありますけれどね。
ちなみにゆずの実の重さに対する粗塩の量ですが人によって(サイトによって)10~30%と幅があります。
当然のことながら塩分が高ければ保存がきくのですけれど私はおおよそ10%くらいの塩分量で作っています。
例年しっかりと消毒した瓶に詰めての冷蔵庫保存で5か月は余裕です。
たぶんもっと保存がきくのでしょうけれどそのあたりですべて食べきってしまうのでそれ以上の確かなことがお伝えできずにすみません。
まぁこうして今年も無事にゆず塩とゆずの種醤油が完成しました。
これ手切りで作っていたら何時間かかったことか・・・来年もフードプロセッサー1択が決定。
*何キロ単位ではなく2~3個から作ってみようかなという人にはこちらのサイトが参考になります。
レシピブログ「塩ゆず」
*またこちらのmakaroniさんでは「ゆず塩の作り方とおすすめレシピ」が紹介されています。
おしまいに
ゆず塩が完成してからまだほんの4日。
しかし想像以上にゆず塩が減っていっております。
納豆に入れたりうどんやラーメンに入れたり漬物を作る時に使ったり焼いたお肉に添えたり・・・とまぁなんにでもゆず塩使っているからだな。
去年は3㎏、今年は4㎏、はてさて来年は何㎏になることか。
これをお読みの皆さまの冬の食卓にもゆず塩いかがですか?
よろしければこちらのゆず仕事の記事もご一読下さい。
作り方を画像付きで記載しています。
2018年は3㎏のゆず仕事でした。しかし個数が3㎏で25個・・・今年は4㎏で85個。たった1㎏で個数差60個ってどういうこと?数え間違えてはいないはずなんだけれど摩訶不思議であります。
本日のお言葉
これからはお料理に文明の利器を使おう・・・たまに