ポカポカな日曜日、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
庭のあちらこちらの植物が芽吹いてきて見ているだけでワクワクいたしますね。
と春の園芸やらお庭の話しをするのかと思いきやハナはハナでも本日のお題は「鼻」のほう、もっといえば「鼻毛」であります。
さらに「鼻毛カッター」のお話というもはや春に一切関係なしな内容となっております。
買っても買ってもすぐに壊れる鼻毛カッター
只今さ、楽天がセール中でしょ。
そこで「なにか買いたいものある?」と一応聞くだけお聞きしたのです、旦那さんに。
そうしたらば毎度おなじみの「鼻毛カッター買っといてぇ」というお返事。
またか!
またなのか!
実はこの2年ほどの間に電動鼻毛カッター5台くらい買っているの・・・。
まぁそれほどお高いものではないとはいえ(2,000円前後のものが主流)半年かそこらで壊れる、というのはどういうことなのかしら?
日本の家電メーカー製で由緒正しき製品のはずなのになぁ。
けっして落としたり無理な使い方をして壊れたわけではありません。
5台とも全部刃の部分と本体とのジョイント部分の部品が欠けて使用不可になりました。
こうねると疑いたくなるよね。
よほどに鼻毛が強靭な硬さの剛毛なのか?
そういえば旦那さんの鼻毛って見たことないな。(すごく見たいわけでもないが)
皆さま、パートナーさんの鼻毛をじっくりと見たことある人います?
・・・鼻毛は謎毛である。
せっかくなので?鼻毛のお話
鼻毛が生えているのは地球上の生物の中では人間だけです。
他の動物は顔自体、つまりは鼻の入り口には毛が生えているけれど鼻の中には生えていないのですね。
また動物によっては鼻の穴を開いたり閉じたりできるのでそれで異物の侵入を防いでいるとか。
鼻毛の役割
鼻毛の1本1本には大切な役割があります。
①フィルターの役割
鼻は呼吸器の最前線にある器官で空気の出入り口。
鼻につながっている喉や気管支や肺を鼻毛は守っています。
もしも鼻毛がないと空気中のゴミやウイルスなどがそのまま体内に侵入してしまい病気の原因となる可能性もあります。
鼻毛にゴミやウイルスがキャッチされると鼻水などと一緒に体外へと排出されます。
鼻毛というフィルターがあるおかげで安全に空気を吸えている、ともいえるのですね。
②加湿器の役割
鼻の奥は粘膜に覆われています。
そして常に出る粘液によって鼻の中は潤っています。
鼻毛はこの粘液が乾いてしまうのを防ぐ働きもしています。
鼻毛のおかげで鼻の中は一定の湿度が保たれているのです。
もし鼻毛がなければ鼻の中はカピカピに乾ききって鼻水も出なくなりゴミやウイルスなどの排出ができなくなってしまうのです。
③ニオイを嗅ぎとる役割
鼻の奥には嗅毛(きゅうもう)と呼ばれる毛があります。(正確には鼻毛と嗅毛は違うもの)
この嗅毛は嗅覚神経の先端にあたる感覚器官。
ニオイの微粒子が嗅毛を刺激すると電気信号が脳に伝わりニオイを感じる仕組みになっています。
鼻毛は抜かないほうがいい
こうして見てきますと鼻毛には大切な役割がありますね。
あまり邪険に扱うと罰が当たるかも・・・。
でも鼻毛が出ちゃってる破壊力ってすさまじいですよね。
どんな美男美女でもの美しいラブシーンのアップでもその時鼻毛が出ていたら盛り上がっていた気持ち全部鼻毛に持っていかれちゃうかも。
だからといって鼻毛を抜くのはNGです。
鼻の中の粘膜はとてもデリケート、鼻毛を抜くことで皮膚や毛穴を傷つけると細菌感染などの恐れもあります。
鼻の入り口(出口?)周辺の鼻毛だけを先の丸い専用バサミでカットするか電動または手動の鼻毛カッターでカットする程度にしておきましょう。
鼻毛カッターは電動?手動?
鼻毛カッターには電動タイプと手動タイプがあります。
両方使ったことがある私の使用感が以下の通り。
もちろん定期的な電池交換や掃除、カッター部分の交換も必要。
ただし相性なのか我が家のように買っては壊れるを繰り返すレアケースもあり。←
ただし鼻毛を切る時に髭剃りの時のようなあのバリバリ音がしないのが魅力。
携帯して外でちょっと処理、なんてことも音がしないので気軽にできる。
先端部分の形が自分の鼻に合わないことがある。
手軽さでは電動、耐久性では手動・・・。
かくして我が家には電動・手動の鼻毛カッターが装備されております。
年を取るほど鼻毛が伸びる
もともと鼻毛は女性よりも男性の方が太いとされています。
これは男性ホルモンの影響とか。
では女性で「最近、鼻毛の主張が強くなってきたわ」という場合は男性ホルモンが出ているということなのかしら?
また空気の汚れている環境にいたりタバコを吸う人も鼻毛が早く伸びる傾向にあります。
そして加齢!
体毛には毛周期というサイクルがあります。
毛周期は「成長期→休止期→退行期」を繰り返していて退行期になった体毛は自然に抜けていきます。
加齢になると毛周期のサイクルが長くなるため若い時なら抜けていた体毛がなかなか抜けない間に伸びてしまう、ということです。
確かに眉毛や耳毛や鼻毛などが「ご立派状態」になっているおじいちゃん多いものなぁ。
*今回の記事の参考にさせていただいたサイトさん
MAG2NEWS「それでも貴方が鼻毛を抜いてはいけない理由。看護師が徹底解説」
おしまいに
たかが鼻毛、されど鼻毛。
鼻毛の大切な役割を改めて知った上は「伸ばさずはみ出させず切りすぎず」でお手入れをしなくちゃですね。
本日のお言葉
夫婦間のルールとして鼻毛が出ているのを見つけた時は「バカボンのパパになってるよ」ということにしているのですが・・・そもそもパパのあれはもしかしてヒゲ?