日曜日、もうすぐサザエさんの時間ですね、ごきげんよう。
「あ~明日からまた会社か~~~」などと憂鬱な方もいらっしゃる?
そんな気持ちを紛らわすにはお酒がいちばんでございます。
下戸の方はほかほかのごはんね。
前回の「えご」に続き今回も食べもののお話、
それもわりと地味な……いやいや滋味深い食べもののお話です。
その食べものとはジャ~ン「あさつき」でございます。
……あさつき。
あまりスーパーでは見かけないお野菜かしら?
産直や道の駅などにはありそうですが。
野菜というよりも野草ですね、あさつき。
↑このようなお姿をしております。
日本だと北海道や本州、四国の土手やら野原やらに自生していますので
ご存じの方も多いかな?
春先などは葉や茎をおひたしやぬたにして食べるあさつきですが、
初夏を迎えるころになると鱗茎(球根のようなもの)が大きく育ち
薬味としてもとてもおいしいのです。
↑ご覧のように一見するとらっきょうのようなお姿。
香りはさほどではありませんが味はかなり辛いです。
この辛みが蕎麦やうどんなどの薬味としていい働きをするのですが
あさつきと言えばやはり味噌。
味噌をつけてかじる、のもオツですけれど
我が家ではあさつきを刻んで味噌漬けにしています。
あさつきの辛みと味噌のしょっぱみと甘みがいい具合に調和してね、
お酒の肴にしてよし、ほかほかごはんによし。
焼きおにぎりの表面に塗ってすこし焦がしても絶品です。
で、そんなあさつき味噌をちょいと舐めて
すかさず辛口純米の冷酒をいただきますと
「まぁいろいろとあるけれどいいじゃないか」な気分に。
そしてこの手のお料理(と呼んでいいのか?)を紹介する記事には
レシピがつきものなのでありますがこのあさつき味噌は
刻んで味噌と和えるだけ、なのでありまして……
これ以上もうお伝えすることがないのでありますよ。
しかしそれではあまりと言えばあまりなので
クックパッドさんのレシピを……お?おおっ?!みりんを入れるおうちもあるのか!!
まぁそのあたりの味つけはお好みで。
もしみなさまもあさつきを手にする機会がありましたら、
でもってご自身もしくはおうちにお酒好きな方がいらっしゃれば
あさつき味噌を作ってみてくださいませ。
もちろんお酒よりもごはん派の方もね。
本日のお言葉
晩酌のない人生なんて……