今年はなかなか梅雨入りしない北陸地方です。
そうはいっても来週には空から雨粒が降ってくるはず。
今日のように薄曇りでそれほど気温も高くない日は絶好の剪定日和。
このチャンスを逃すと剪定しないままに真夏を迎えるのは目に見えています。
さぁ怠け者よ、剪定を始めるのだ!
梅雨入り前の薄曇りの日は絶好の剪定日和だ
薄曇りでそれほど気温も高くない日は絶好の剪定日和ですね。
これ以上暑くなると園芸する気がちっともおきません・・・。
我が家の庭は生存競争の厳しい庭です。
別の言い方をすれば怠け者(=私)の庭。
園芸好きと自称していますが草木を眺めるのが好きなのであって、本当に好きで手入れを欠かさない人からすると叱られてしまいそうなお手入れ具合です。
最低限の草取りや水やリ、虫退治はしますが基本的には「好きなように育ってね」がスタンス。
いままで植えては枯れ、枯れては植え・・・5年位前からようやく安定の庭(代り映えのない庭)になってきたところです。
夏は高温多湿、冬は降雪、地盤は砂地・・・。
このような環境にも負けずにグングン育って大株化したのがラベンダーとローズマリーです。
せっかくのびのびと育っているところを申し訳ないのですが、バッサリと剪定しました。
30リットル入りのゴミ袋で6袋分切りましたよ。
ラベンダーの育て方と効能
ハーブと言えばラベンダー、北海道の大地を紫色に染める花としても有名です。
爽やかで甘い香りを持ち香油や入浴剤、ポプリなどにしても使えます。
とても強くて育てやすいのでハーブの初心者さん向けとされています。
日当たりと水はけがよくてあまり肥沃でない土地を好みます。
花が咲くとミツバチが来るくらいで虫はつきません。
果樹や虫がつきやすい草花の近くに植えると虫よけになるほどです。
唯一の弱点は蒸れに弱いこと。
なので梅雨前にはバッサリと剪定をしてあげます。
風が通るように切ってあげるといいようです。
我が家のラベンダーは毎年哀れなとら刈りにされていますが、かえって大きく育っていますよ。
*ラベンダーについて詳しく知りたい方はこちらヤサシイエンゲイ「ラベンダー」
またラベンダーの香りには鎮静効果がありますのでイライラして気分が落ち着かない時にはラベンダーの香りを深呼吸とともに楽しみましょう。。
*鎮静効果の他にもこんなに効能があります、詳しくはこちらハーブのちから「ラベンダー」
ローズマリーの育て方と効能
ローズマリーは若返りと老化防止のハーブと呼ばれ、古来より愛されています。
1年中きれいな緑色の葉を茂らせ、スッキリとした甘すぎない香りがします。
日当たりと水はけがよければ土質は選ばない強い性質です。
ラベンダー同様に花の頃にミツバチが来るほかは虫がつきません。
茎を乾燥させて焚くと虫よけになります。
野外でのキャンプの時などは乾燥させたローズマリーの茎を蚊よけとして焚火にくべるのもいいかもしれませんね。
暑さや乾燥にも強いのですが水やり過多には気をつけましょう。
*ローズマリーについて詳しく知りたい方はこちらヤサシイエンゲイ「ローズマリー」
ローズマリーの葉には殺菌効果や脂肪の消化促進効果があります。
肉や魚、野菜のグリル料理などに風味づけとして使われたり、オイルやハーブ酒などに使われたりします。
また抗酸化作用を持つことから「若返りのハーブ」としても活用されています。
*まだまだローズマリーの効能はあります、詳しくはこちらハーブのちから「ローズマリー」
せっかくハーブがあっても植えてあるだけ
我が家の庭ではラベンダーとローズマリーの他にもミント、タンジ―、セージ、タイム、サントリナ、オリーブ、月桂樹などのハーブが育っています。
土質を選ばず、害虫がつかず、植えっぱなしで良く、耐暑性・耐寒性があること・・・を基準に植えていたらハーブが多くなったのでした。
もっと土質の改良から始めて計画的に庭作りをしても良かったのでは?と思った時もありましたが、手入れする人(=私)の性格を考えるとこのゆる~い感じがあっているようです。
庭を見れば住人の性格がわかる、というのはあながち間違っていないと思われます・・・。
せっかく健康・美容・料理・掃除に役に立つハーブがあるのに使いきれていない現実。
とら刈りにされるだけのハーブたちの恨み言が聞こえてきそう。
おしまいに
ハーブの多くは地中海生まれなので暑さには強いが湿気には弱い。
だから夏前の剪定はとても大事な作業なのです。
いくら怠け者でもこの剪定だけはチョキチョキバサバサと切りまくっています。
(切った後の枝葉の片づけがまた地味に面倒であることも付け加えておきたい)
ハーブの達人であれば剪定で出た枝葉も上手に生活に取り入れるのだろうなぁ・・・。
本日のお言葉
ザ・宝の持ち腐れ