今日は福井県で昭和56年以来の大雪が降って車が10㎞にわたって立ち往生をしたり、NY株が1日の下げ幅としては過去最大の下げ幅を記録した影響で日本の株価も急落するなどお天気も経済もお寒い1日でしたね。
こう寒いと思い出すのが漫画「じゃりン子チエ」のおばあはん・竹本菊の言葉です。
おばあちゃんの知恵袋とはよくいったもので年配の方のひとことは深い。
本当に生きるためのヒントがたくさんもらえます。
不幸の順番
不幸にも順番があるなんて考えたこともなかったけれど漫画「じゃりン子チエ」のなかでおばあはん・竹本菊さんがこんなセリフを口にされています。
ひもじい
寒い
もお死にたい
不幸はこの順番できますのや出典:はるき悦巳「じゃりン子チエ」
「じゃりン子チエ」はアニメ化もされたのでご存知の人も多いと思いますがとにかく名言が多い漫画としても有名です。
特に主人公のチエの周りにいるおじいはん、おばあはん、近所のおばさんなどの口から生まれる実際に体験した人だから言える言葉がしみじみとささるものばかりで。
上の言葉も父親のことで落ち込んでいるチエに対しておばあはんが
『人生で一番悪いのはお腹が減るのと寒いということ。
人生長く生きていれば本当に死にたいと思うことが何回かあるけれど
そんな時にごはんも食べないでものを考えるとロクなことを考えない。
ひもじい、寒い、もう死にたい。不幸はこの順番で来る』というようなことを語りかけます。(大阪が舞台の漫画なので本当は関西弁です。そして関西弁のほうがより言葉に説得力がありますね。)
ものすごい説得力。
人間はどんなに悲しい時にもお腹が減る生き物ですものね。
逆にお腹が減ったと感じないくらいの時は相当かなりだいぶピンチな時です・・・または病気か。
「食べられるうちは大丈夫」とよく言いますが本当にその通りですよね。
明日からも自信を持って食べよう。生きよう。
体を温める食べ物・飲み物
チエちゃんのおばあはんの言葉を逆に解釈するのならば「お腹が満たされて温かくなれば幸福(な発想ができるこころになる)」ということですね。
それではもっと単純に考えて温かいものを食べればいいのではないですか?
最近では温活とか腸活という言葉もよく見かけますよね。
50年前の日本人に比べて現代人は平均体温で1度も低いと言いますからね、冷え冷えなんです。
体温が低いと良くない理由
体温の1度くらい、と思ってしまいがちですがその1度が体には大きな影響を与えるのです。
体温が1度下がると次のようなコワイことが・・・。
・様々な病気(生活習慣病、がん、アレルギー、うつなど)の原因となりうる
・白血球の働きや腸の働きが落ちる
体温が1度上がると免疫力がアップするのでそのぶん健康になるということです。
私なんていらないのに!!体脂肪をたくさん持ち歩いていますが実は体脂肪があると温かいというのはウソなんだとか。
体脂肪は冷えると温まりにくいという性質があり血流も悪いので体脂肪が多いほど冷えるのです。
確かにお腹とか触るとひんやりしておりますよ・・・。
*体温と体の関係についてはこちらを。
医療法人社団 小白川至誠堂病院「体温」
体温が低くなる原因
ではなぜ体温が低くなるのか?
もうね自分の生活を振り返ればすぐにわかります。
特にというか一択で1です、私の場合。
2、食生活→バランスが大切
3、ストレス→ストレスが強いと血行不良になり冷える
4、湯船につからない→汚れは落とせても体は温まらない
5、冷房のあたりすぎ→夏場冷やし過ぎると体温を作る機能が低下
6、水分の摂りすぎ→体が必要とする以上に摂ると冷え・むくみを招く
しかし運動不足とわかっていても継続的な運動を取り入れられるほど運動好きなら運動不足にはならないわけでして(言い訳)。
やはり私のようなタイプはまずは食べ物・飲み物で温めるのがよろしいかと思われます。
体を温める食べ物・飲み物
体を温める食べ物は赤やオレンジ色などの暖色系のもの、黒い色のもの、寒い地方で育ったもの、土の中で育ったもの、硬いもの(水分・油分が少ないもの)などです。
例)チーズ、漬物、そば、ゴボウ、カブ、ニンニク、ショウガ、ニラ、リンゴ、ブドウ、赤身の肉、卵、鮭、黒砂糖、黒ゴマ、醤油、紅茶、ウーロン茶など
逆に体を冷やす食べ物は白や青や緑色などの寒色系のもの、暖かい地方で育ったもの、暖かい時期に育ったもの、水分・油分が多い柔らかいものになります。
例)うどん、大根、白菜、トマト、ナス、セロリ、スイカ、バナナ、パン、生クリーム、バター、コーヒー、牛乳、豆乳、ジュースなど
*なお体を冷やす食べ物も調理したり発酵させたり加熱することで体を温める食べ物に変化するものもあります。
*体を温める食べ物についてより詳しく知りたい方はこちらを。
ココカラクラブ「冷え性対策!本当に体を温める食べ物・飲み物を見分けるコツ」
ショウガ
ところで体を温める食べ物の代表選手と言えばショウガです。
ショウガをおろすための道具がついたレシピ本も話題になりましたよね。
しかしながらショウガは生のままでは体を温めません、香りはいいけれどね。
ショウガは加熱や乾燥をされることで体を温める成分が生まれるのでぜひ加熱調理するか乾燥させたショウガ(粉末のものも市販されています)などを食べるようにしましょう。
明日のお昼は早速ショウガをたっぷりと入れたあんかけうどんでも作ろうかな。
皆様もまだまだ寒い日々が続きますが体を温めて不幸を呼ばないようにして下さいませ。
おしまいに
不幸の入り口であるひもじいをストップ!
「空腹は最良の調味料」ともいいますが度を超えた空腹は危険でありますね。
特に寒い時期には体を温める食べ物を食べて不幸を吹き飛ばしましょう。
本日のお言葉
紅ショウガ入りの卵焼きが好き