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完母?完ミ?混合?で泣くほど悩んだ私に息子たちが言い放った衝撃のひとこと

ミルクを飲む赤ちゃん 息子たち

乳幼児を育ててから早や20年以上経過。

思い出は美化されると申しますがいや大半の人には美しい思い出なのですが私はちょっと違う。

特に母乳については美しいというよりこころが痛い思い出。

もうこれ以上衝撃の真実はお母さんいらないなぁ・・・。

それでは本日の衝撃始まりまぁす。

母の母乳はマズかった?!

先日の記事では双子の洋服事情をお伝えしましたが今回は母乳しかも「母乳がマズかった」といわれた話であります。

それは今をさかのぼること20年弱。

よく3歳頃までは胎内記憶があると聞きますよね。

胎内の記憶があるのなら母乳の記憶もあるのではないかと思い聞いてみたのです。

「おっぱい美味しかった?」と。

そうしたらば1号・2号ともに「うんとねぇ・・・マズかった!」とお答えになりましたよ。

まぁ3歳頃ってそろそろ大人の反応を見て言葉を話すこともあるからショック~ってなっているお母さんが面白くてわざとそんな答えをいったのかもしれない・・・イヤきっとそうに違いない!

そこで期間を開けて何回か同じことを聞いてみたのですね。

・・・。

いつも答えは同じ。

双子だからステレオ放送で「マズかった!」って。

もう何回めかの時には自分でも母乳がマズかった確定いたしました。

私の母乳はマズかった・・・。

母乳の味とは?

ところで世のお母さんたちは自分の母乳の味を舐めてみたことがあるのだろうか?

たぶんほとんどのお母さんたちは味見をしているはず。
だって我が子に与えるものですもの。
どんな味か気になりますよね。

そこで私もどんな味がするのかなぁと舐めてみました。

うん、まぁ、正直にいって美味しいとはいえない味でした。

うっすーい牛乳というか遠くにかすかな甘みがある液体というか。

ところでお母さんの食べたものやストレスなどが母乳の味に影響するというのはよく知られています。

*母乳の味についてはこちらのサイトを。
AMOMAチャンネル「【助産師監修】母乳の味は食べ物で変わるの?」

しかし里帰り出産からしばらく実家にお世話になっていた私。

母の作る栄養バランスのいい食事を食べていたのになぁ?

これはあれだ。

初めての育児、しかも双子の育児のストレスだったんだな・・・たぶん。

しかし母乳の味というのは1回の授乳の中でも薄い味と濃い味の両方が出るという事実をこちらベネッセさんのサイトで知りちょっと衝撃を受けております。

私が味見した母乳は薄味だったけれど濃い味も出ていたのか!

そして両方を飲んだ息子さんたちの結論が「マズイ」だったということですね。

薄かろうが濃かろうがマズかったのでした・・・。

母乳神話に振り回された日々


だいたいお母さんが赤ちゃんに母乳を与えるというとこのようなほほえましいというか見つめ合う目に愛が見える的な写真やイラストが多いのです。

しかしこれが母乳神話を広めている気もするのは私のひがみでありましょうか?

私自身、子供を産んだらもれなくこのような感じで苦も無く母乳育児ができるものと思い込んでおりました。

ところが現実は・・・。

あれなんか違うと気がついた頃

新生児の頃はお母さんも慣れていないし赤ちゃんも吸い方が下手なので母乳の出がまだ悪いケースも多いと看護師さんや助産師さんから聞いてはいました。

しかし新生児室で初めて授乳した時から私は感じていた。

「我が子たち、なんだかマズそうに母乳を飲んでいるなぁ」と。

ちなみに双子だったので1号が母乳の時は2号はミルクでした。

それゆえミルクの時と飲み方というか表情が明らかに違う(ように感じていた)。

二人に与えるだけの十分な母乳が出なかったこともあり最初から混合ミルクでの育児が始まったのですが、その思いはますます強くなっていきました。

だって本当にイヤそうにというか渋々というか仕方なく飲んでいる感があったのですもの。

いま当時を撮影したビデオを見てもそう思うのだからたぶんそうだったのでしょう・・・。

母乳神話とは?

しかしながら今と違って若くて傷つきやすかった私は完全に母乳だけで育てられないことに対してずいぶんと罪悪感を感じていました。

お恥ずかしい話、何回か母乳だけで育てられないことを気にして泣いたこともあります。

なぜなら雑誌や育児本のたぐいには決まって「母乳で育てましょう」みたいな言葉が書いていたからです。

母乳で育てないといけない的な風潮というのは昔から根強くあったようで私の母の時代はもっと完母主義が徹底されていたとも聞きました。

いわゆる母乳神話です。

母乳で育てないと発育や発達にすぐ影響が出るようなことが都市伝説のごとく広がっていました。

ただし初乳だけは栄養面や免疫学上、必要とされています。
初乳についてはこちらを。
AllAbout「免疫・栄養たっぷりの初乳とは?分泌促進のコツは?」

昔に比べたら母乳神話は薄れてきたのでしょうか?

それともさまざまな情報に触れる機会が多い今のお母さんのほうがつらい思いをしているのでしょうか?

幸いに私の母も義母もまったく母乳神話にこだわらないタイプであったのでその点はずいぶんとありがたかったなぁ。

産後しばらくお世話になった大ベテランの助産師さんも「なにをあげても育てばいいのよ」といってくれていたのでその点も心強かったのですが。

そうこうしているうちに寝不足なども重なり4か月頃に枯れました、お母さんのミルクタンク。

現代の授乳事情とは?


私が息子たちを出産したころに比べて現在のほうが圧倒的に働いているお母さんが多いのですから授乳事情もまた大きく変化しているのでないのかろうか?

と考えていたところ2019年の3月に改訂された厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」が公表されていました。
以下はその抜粋です。

(1)授乳期の栄養方法
ア 栄養方法の推移
授乳期の栄養方法は、2005 年度に比べ、2015 年度は母乳栄養の割合が増加し、生
後1か月では 51.3%、生後3か月では 54.7%であった。混合栄養も含めると、母乳
を与えている割合は、生後1か月で 96.5%、生後3か月で 89.8%であった。
出産後1年未満の母親の就業状況別に母乳栄養の割合をみると、出産後1年未満
に働いていた者は 49.3%、育児休暇中の者及び働いていない者は 56.8%であった。
出典: 授乳・離乳の支援ガイド 2019年改訂版 厚生労働省 より抜粋

生後1か月までの完母51,3%、生後3か月までの完母54,7%。

もっと完母の割合が高いと思っていました、私。

しかもガイドには次の点も明記されています。

・乳幼児期のアレルギー疾患に対して母乳に予防効果はない
・母乳と粉ミルクの混合でも肥満リスクは上がらない

この部分が明記されたことは体質や体調、様々な事情で母乳だけで育てられない(育てられなかった)お母さんたちの安心材料になったのではないでしょうか。

成長していくにつれ子供になにかトラブルが起こると母乳だけで育てられなかったことに原因があるのではないか←母乳を十分与えられなかった自分が悪いと考えてしまう生き物ですからね、お母さんとは。

それに途中まで母乳が出ていたとしてもマズかったなんていわれることもあるのですから・・・。(レアケース)

完母・混合・完ミ、全部違って全部いいのです。
・・・と20数年前の自分にいってあげたかった。

蛇足ながら混合で育って双子は2人ともごくごく普通に大きくなりました。

おしまいに

私以外に母乳がマズかったという人はいませんか?
自薦他薦は問いません。
あなたの応募をお待ちしております・・・。

本日のお言葉

人生の中でいわれて衝撃だった言葉のベスト1じゃなかろうか、これ?