みなさま、ごきげんようでございます。
さて今日のお話は「おでん」です。
なぜ唐突におでんかと申しますとね、
朝晩ずいぶんと涼しくなってきますとね、
我が家の男性陣がかならず「そろそろいいんじゃない?おでん?」と言うのです。
なにを隠そうわたし以外の家族(つまり男性陣)は大のおでん好き。
本当は夏にもおでんを食べたいくらいのおでん好き。
アイラブおでんの民なのだ。
そういえばおでんの具を買いに行って遭難したこともあったっけ↓

えーここで問題になってくるのがおでんを作るわたしと食べる彼らとの間にある壁。
壁とはなんぞや?
わたしの中ではおでんを作る気になるかどうかの大きなポイントがございます。
それはずばり「体感で寒いな、と感じないとおでんを作る気になれない」です。
そしてもう部屋着が長袖長ズボンな彼らに対してわたしは半袖ハーフパンツ……
そうです、わたしだけまだ夏が終わっていないのです。
この体感気温の差がひとつめの壁。
更年期になってからとにかく暑い。
であるからして夏は地獄なのですけれど
ようやく涼しくなってきても家の中でちょいと動けばまだ暑い。
それまで平気でもいきなり熱くなって汗が出るとかね。
うんまぁ典型的なホットフラッシュなのだけれどさ。
ホットプレートとかガスコンロが目の前にあるときなんて
かなりテーブルから離れて座らないとクラクラしちゃうもの。
であるからしておでんは相当に部屋が冷えていないと危険な食べ物なのです。
はっきり寒くならないと作るのも食べるのも危険なのです。
(冬になったら暖房をつけるけれど夫氏いわく外の方が温かいくらいの温度設定)
(そもそもエアコンの効きが悪い……)
そしてこれが最大のふたつめの壁なのだけれど
もともとわたしそれほどおでんに情熱がないのよね。
実家の父が練り物が得意でなかったせいであまりおでんを食べないまま育ち
一人暮らしになってからはそれこそおでんを食べない生活を送り……
こんなにおでんのリクエストを受ける結婚生活になろうとは。
それにおでんを作るようになってからわかったのだけれどおでんは半日仕事、
作るためには時間と気合が必要なのだ。
とくに我が家なんてどこの合宿所?ってくらいの量を作るからさ、
あれこれ下ごしらえに時間がかかるのでございます。
まぁ下ごしらえさえ終わればあとは本でも読みながら
ゆっくり味がしみこむまで煮込むだけなのですけれど。
とまぁこんな感じで両者の間には壁があるのだけれど
おでんを愛する彼らが不憫なのでそろそろ作ろうかなと思わないでもないのでした。
この週末にでもと考えていたところ土曜日の予想最高気温26℃!
ちょ……26℃なんてクーラーつけてもいいんじゃなくて?
そんな暑い中でおでんを作るなんて我慢大会ですか?
であるからして本日のタイトルは「おでん始めました」ではなくて
「おでん始めますか?」なのでありました。
さてさてどうなりますやら?