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しっかりと乳酸発酵させた「しば漬け」ばかり食べている夏……

食べ物のこと

残暑お見舞い申し上げます……

いやはや前回の記事で暑中お見舞いを申し上げたばかりだというのに
月日の経つのは早いですね。

相も変わらず梅雨明け以来まともな雨が降らない越後の地。
このままだとお米やお野菜がちゃんと育たないのではなかろうか?

そしてお天気がこうであるからして、わたしの体調もいまひとつふたつみっつ……
そうは言っても人間だもの、物を食わねば生きてはゆけぬ。

いつもを100とするならば20くらいの出力で家事をしている状態ですが
(家族のみなさまからはたいへんに助けていただいております)
灼熱の台所に立つのはまことにツラいのでございます。

しかしこの夏、わたしには強力な助っ人となる一品が。
それは自家製でしっかりと乳酸発酵させた「しば漬け」。
おかずとしてはもちろん肴にもなるし、刻んでおにぎりにしてもいいし。

しば漬けおにぎり

このブログでは何回も取り上げていますが
じぶんで梅干しを作るご褒美というかメリットはですね、
梅酢が手に入るということも大きいのでございますよ。

梅干しを作られている方なら梅酢がいかにすぐれた調味料かはご存じだと思いますが
ほんとうに使い勝手のいい「おいしい万能調味料」です、梅酢。

梅干しを作るようになってから紅しょうがとしば漬けも作るようになりました。

じぶんで作るものというのはなんといっても安心ですし
好みの味で作っているぶん市販品よりもおいしい(気がする)のです、フフフ。

さてそれではしば漬けのレシピをご紹介します。

しば漬けとひとくちに言っても作り方は千差万別。

1,調味液に漬けるだけの浅漬け風しば漬け
2,下漬けの段階で野菜をしっかりと乳酸発酵させてから漬けるしば漬け
3,下漬けはするが野菜の乳酸発酵はさせずに漬けるしば漬け
さらに2と3には①赤紫蘇を使って漬ける②梅酢を使って作る の方法があります。

よく知られている作り方は上記の3通りになります。

わたしが今回ご紹介するのは2の野菜をしっかりと乳酸発酵させて漬けるしば漬け。

あーところで毎度のことながらわたしは目分量でおおざっぱに作りました。
……それでいてあれほどおいしくできるなんてさすがベテラン主婦(自画自賛)

ですので記載するきちんとした分量は手持ちのレシピ本を参考にいたします。
作り方はわたし流です。

*参考レシピ本

【しば漬けの作り方】

<材料>
1,キュウリ、ナス、ミョウガ、ショウガなどの野菜 1㎏
2,粗塩 野菜の分量の2~3%(20~30g)
3,赤梅酢 3分の2カップ
4,梅干しといっしょに漬けた赤紫蘇ひとつかみほど
5,みりん 大さじ3 *わたしは入れていませんがお好みで

<作り方>
1,野菜を一口大に切る
2,1の野菜と粗塩をボウルに入れてよく混ぜる
しば漬けの下漬け
3,保存する容器や袋に入れる 
 *袋を使う場合はしっかりと空気を抜きましょう
4,野菜の分量の2倍ほどの重しをする
5,3日間そのまま置いておく
 *ときどき発酵状態を目と鼻で確認してください
  発酵してくると泡が出てきて酸味のあるいい香りがします
  3日間はあくまでも目安で発酵具合がよければ2日間でもOK
乳酸発酵した野菜
6,じゅうぶんに乳酸発酵した野菜の水気を切る
  キッチンペーパーやさらしを使ってとことん水気をしぼりましょう
7,6に梅酢と赤紫蘇を加える
本漬け前のしば漬け
8,軽めの重しをして冷蔵庫へ入れる
  *500mlのペットボトル2本をのせておきました
しば漬けの本漬け
9,2日ほどして味がなじんだらいただきます
しば漬け

こうして目にもあざやか歯ごたえポリポリのさわやかうまいしば漬けを
作っては食べ、なくなりそうになったらまた作り、をひたすら繰り返しています。

ただですね……1度だけ大失敗しました!

5の発酵させる過程で3日で引き上げるところをついうっかり忘れてしまい
4日目に容器のフタを開けたら……プーンと漂う発酵の香りならぬ腐敗臭
そして表面に浮かぶ白いカビ(のようなもの)(たぶんカビ)。

泣く泣く全部捨てました。

しば漬け作りにでは、この野菜を乳酸発酵させるところが
うまくできるか否かが最大のポイントです。

そのあたりにじゅうぶん気をつけつつ、ぜひみなさまもしば漬けを漬けてくださいませ。

あぁそれにしてもいつまでこの暑さが続くのだろう……