みなさま、ごきげんようでございます。
沖縄地方はもう梅雨明けですって!
そして6月も残り4日、いよいよ真夏へと季節は巡るのですね。
あ~夏も暑いのもイヤじゃイヤじゃ……
今年の梅仕事で仕込んだ梅シロップは日々チャプチャプとお砂糖が溶けていき、
3日前に仕込んだ梅干しからは重しで押された梅からいい香りが漂っています。
まずは梅シロップについて。
今年我が家では2種類の砂糖を使って梅シロップを仕込みました。
最初から狙っていたわけではなくて2袋用意していた氷砂糖の片方を
先日仕込んだユスラウメの果実酒に使ってしまったのよね。
(ユスラウメの果実酒についてはまた後日)
そこで買い足せばいいものをたまたま家に三温糖があったものですから
「おなじ砂糖の仲間だし、これでいいか」と。
いやふつうはさ、使う前にちらりとさ、調べるでしょうよ。
……と自分にツッコミを入れたとて後の祭りでございます。
しかし調べないままではブログを書くときに困るじゃないか!
ハイ困りました。
で、調べた結果がこちら。
氷砂糖:ショ糖の大きな結晶で純度が高く糖度99.8%以上
ゆっくりと溶けるため果実酒や果実シロップなどに用いる 糖度99.8%以上
三温糖:上白糖やグラニュー糖を精製する際に出る糖蜜を加熱し結晶化したもの
糖度95%以上 香ばしい香りやコクがあり主に和食に用いられる
砂糖の違いから予想すると氷砂糖で仕込んだ梅シロップはさっぱり味、
三温糖で仕込んだ梅シロップはコクのある濃い味、となりそうですね。
もちろん完成後に味を確かめましたらご報告いたします。
ではここでさらりと梅シロップの作り方のおさらいを。
↑ 砂糖を2種類使った以外は昨年とおなじでございます。
もうね「これほど簡単にこんなにおいしいものができちゃうのね!」に
尽きるのですよ。
材料をまぜるだけなんですもの。
もういちど言いますね。
材料をまぜるだけ。
わたし流の手順としては以下の通り。
・ 梅2㎏
・ 氷砂糖1㎏
・ 三温糖1㎏
・ 酢それぞれ200gずつ
・ 果実酒瓶4lを2個 パストリーゼで消毒しておく*瓶によっては熱湯禁止なので要確認
【梅シロップ作り】
1、梅1㎏をよく洗う
2,ヘタを取り水分をよく拭き取る*ヘタの部分に水が残りやすいので念入りに
3,瓶の中へ梅と砂糖1㎏を交互に入れていく
4,酢を上から回しかける*酢はお好みで穀物酢・米酢・りんご酢など
5,砂糖が溶けるまで1日に2~3回瓶を振る
6,3週間ほどで完成 シロップは別容器に入れ冷蔵庫へ 梅の実は梅漬けへ
梅シロップに酢を入れるかどうかはお好みです。
酢を入れない作り方が基本ですが、酢を入れたほうがカビにくいのと
完成後の味がさらにさっぱりするのでわたしは入れています。
氷砂糖のほうが性質上はゆっくりと溶けるはずですが
見ている限りでは三温糖のほうが溶け方が遅い気がします。
揺らしても氷砂糖は瓶の中でシャカシャカ動くけれど
三温糖はあまり揺れていないような……
出来上がりがたのしみです。
そして残念なことがひとつ……
じつはひそかに今回の梅シロップにはあるものを入れようとたくらんでいたのです。
あるものとはこれ ↓
そうです、ローズマリーです。
わが庭のいたるところで伸び伸びと育っているハーブです。
ローズマリーにはさまざまな効果がありますが防腐効果もそのひとつ。
加えてローズマリーのピリッとさわやかな風味が梅シロップにピッタリ。
……と思ったのですが、つい梅シロップを仕込むんだぁの話のついでに
「今年はローズマリーを入れようと思って」と口を滑らせたのが運の尽き。
わたし以外の家族のみなさまから即座に「NO!!!」というお返事(抗議)がね、
来ちゃったものだからあきらめました。
来年は黙って入れちゃうもんね、ローズマリー。
それではまた完成しましたら味の報告にここへ戻ってまいります。
その日までみなさま、お元気で。