都会と雪の個人的な思い出
今日は朝から雪に関する話題ばかりです。普段雪が滅多に降らない東京や関西・四国・九州方面の皆様、雪お見舞い申し上げます。
これが土日祝日であればまだよかったのに・・・とはいえほとんど雪が降らないところに住んでいる皆様にとって雪が降るってどんな気持ちなのでしょうか?
通勤や通学に大きな影響が出てしまうにしてもちょっぴりはワクワクする感じ?それともひたすら厄介者?
ところで昔々のお話ですが7年ほど東京に住んでいました。いつも青空で寒いけれどパサパサに乾いている感じの冬がどうにも苦手でした・・・。根っから雪国人(田舎好き)だったということですが。
住んでいる間に雪が降ったのは確か1回ぐらいだったかな。ほんの数センチ程度でしたがそれでも周りの皆さんは結構滑ったりよろけたりしていました。
「雪国出身者としてここは颯爽と歩かねば!」という野望?を胸に歩き出したもののツルーンと滑りましたよ。いやぁ恥ずかしかったなぁ。雪国人の野望、木っ端微塵。
今にして思うとあれは靴が悪かったのだと思います。悔しいから靴に八つ当たりをしているわけではありませんよ。都会の靴はオシャレだが靴裏がツルツルだもの滑るに決まってる~ぅ。
もちろん靴屋さんで売られている靴のすべてをひっくり返して見たわけではありませんが、たぶん靴の裏はツルツルか浅い溝が入っている程度の靴がほとんどかと思われます。
ちなみに雪国の靴屋さんの冬場のチラシは滑らないソールやスパイクつきとか靴の裏がアップになった写真など、北国以外ではあまり見られないのでは?というものが主流です。
とはいえ何年かに一度のために雪国仕様の靴を買うっていうのは無理がありますよね。そもそも売っていないかしら?
今、履いている靴で滑らない歩き方をするしかあるまいであります。
今日からできる滑らない雪道の歩き方
ところで都会・人口の多い地方の皆様の歩き方というのは歩幅が大きく前方を見て早く歩く、というイメージですがいかがですか?
雪道ではこの逆の歩き方をしましょう。そうしないと滑る・転ぶ・最悪なのは後頭部を打つ・・・という事態です。
つまり滑らない歩き方とは歩幅を小さく足元を見て前かがみになってゆっくりと歩くことがポイントです。
雪道のチョイス
雪の深さがかなりある場合は前の人がつけた足跡をたどるというのが一般的ですが、数センチ程度の雪であれば人が踏み固めた道ほど滑りやすくなっています。新雪が積もっていて足跡がついていないところのほうが滑りません。
雪が降っている時は両手を開けて歩く
雪が降っている時は傘をささずに帽子やコートのフードなどをかぶり両手を空けておくほうが安全です。バッグもリュックなどにして極力両手を空けておきます。
雪道では思っている以上にバランスがとりにくいことと、傘を持ったまま転ぶと自分がケガをする危険と周りの人を傘で傷つけてしまう危険があるからです。
もちろん両手は外に出しておきましょう、手袋は忘れずに。
寒いし雪は冷たいし一刻も早く暖かい家に帰りたい、のが人情ですけれど雪道はとにかくゆっくりと歩いて下さいませ。
老婆心ながら雪国人から普段雪のない地方の皆様へのアドバイスでした。
こんなことを書いておいて自分が雪道で転んだらどうしよう?
それではお気をつけて。
本日のお言葉
雪道を歩く時はペンギンの気持ちで