みなさま、ごきげんようでございます。
ほんとうに……おひさしぶりでございます。
あれ？おかしいな？
ついこの間までは10月だったはずなのに。
11月は何処へ？
やっと気温が涼しくなってきたなー、なんて
ようやく秋っぽくなってきたなー、なんて
よろこんでいたのに秋は何処へ？
なんかさ、つい昨日くらいの感覚なのよ、衆議院選挙があって
新しい総理大臣になって……なんか大丈夫か？という不安を覚えたのが。
そうこうしているうちにアメリカでも大統領選挙があって
トランプさんが返り咲いてさ、これまた大丈夫か？なモヤモヤに包まれて。
某県の県知事選にまつわる騒動もね、怖い……
ちいさな島国の片隅に住んでいる普通のおばちゃんだけれども
最近の日本や世界の空気がとにかく気持ちが悪くてね。
不穏な空気に満ちている、とでも言えばいいのか……
正しい言葉かわからないけれどなんだか今が「戦前」のような気がして。
人生も後半戦に突入しているわたしはいいとしても息子らや
これから長い時間を生きていく子どもや生まれてくる赤ちゃんを待つ未来が
光射す明るいものであってくれ。
せめて希望を持たせてくれ。
なんてことを考えつつわたしはわたしのささやかな日常を送っていたのでございます。
さらさらと流れていく月日……テュリャテュリャ。
唐突に出てきたテュリャとはなんぞや？とお思いのそこのあなた。
いや最近なにかとこの曲が脳内に流れるのよね。
お若い方にはなじみがないかな？
これ↓
「一週間」 作詞・ロシア民謡 訳詞・楽団カチューシャ 作曲・ロシア民謡
日曜日に市場へ出かけ
糸と麻を買ってきた
＊テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャリャ
テュリャ テュリャ テュリャ テュリャリャ月曜日にお風呂をたいて
火曜日はお風呂に入り
＊くりかえし水曜日にあなたと会って
木曜日は送っていった
＊くりかえし金曜日は糸巻きもせず
土曜日はおしゃべりばかり
＊くりかえし恋人よ これが私の一週間の仕事です
＊くりかえし
しかし子ども時代にこの歌を聴いたときに思ったよね。
「この歌の人はなぜお風呂を焚いてすぐに入らないの？」
「おしゃべりが仕事？」
摩訶不思議な歌でありますことよ。
この歌にあやかってわたしの1カ月をザッとご紹介しますとこれ↓
りんごケーキやバナナケーキを焼いて
食用菊を茹でて
柿のぬか漬けと柿酢を仕込んで
旬の大根の葉っぱの炒めものでおにぎりを握り
わー……地味。
まっごはんを作って食べて寝て人生は進んでいくのです。
そうそう。
この1カ月の間にも著名人の訃報が続きましたね。
とりわけ「あぁついにこの日が来てしまったのか」と思ったのが
詩人・谷川俊太郎さんの訃報。
手元に何冊かある谷川俊太郎さんの詩集。
いちばん好きな詩がこれです↓
『ここ』
どっかに行こうと私が言う
どこ行こうかとあなたが言う
ここもいいなと私が言う
ここでもいいねとあなたが言う
言ってるうちに日が暮れて
ここがどこかになっていく出展元：詩集「女に」
この詩に流れるふたりの空気がとても好き。
この会話を交わすまでにふたりの間に積み重ねられた時間まで見えるようで好き。
そしてこの詩集はわたしがまだ娘さんだった時代に
大好きな先輩が愛読していたもの。
職場のデスクの上にあったのを見て真似して購入したのでした。
その先輩とは今でも年賀状のやり取りだけしているけれど
最後にお会いしたのは……30年以上前。
谷川俊太郎さんの訃報を受けてXでも何人もの人とお話をしたのだけれど。
その中のおひとりが「小学校の校歌が谷川俊太郎さんの作詞でした」と。
それを聞いて「わースゴイ！いいですねー」なんて会話をしたのだけれど
……なんかココロの隅っこがサワサワする
まさかね……いや念のために調べてみよう。
！！！
おーい！じぶんの母校（高校）の校歌の作詞も谷川俊太郎さんじゃないの！！！
ワ、ワハハハハ。
すっかり忘れておりました。
高校のHPで歌詞を見てもまったくどんな曲だったか思い出せません。
ちょっとだけ言い訳するとわたしの高校は新設校で（わたしは二期生）
たしか校歌も途中でできたんじゃなかったっけな？
だからたいした回数歌っていなかったんじゃないかな？
どうだったかな？
いかん……なにも思い出せない。
ということでわたしと上記の会話を交わしたKさん。
ときどきこちらのブログも読んでくださっているようなので
ここでお詫びを申し上げます……わたしも母校の校歌の作詞が谷川俊太郎さんでしたー！
とまぁとりとめのないお話を書き連ねてまいりましたが
今日のところはこのあたりで。
寒さがいよいよ厳しくなります、みなさまお身体お気をつけて。
本日のお言葉
すべては忘却の彼方へ