そうめんとひやむぎは同じもの?!
暑い暑い夏のお昼ごはん。
作るの面倒臭いなぁ、ただでさえ暑いのに火を使って料理なんてしたくないなぁ、というのが本音です。
まっ、そうは言ってもね、お腹は減るわけで。
しかも休日になれば「腹減ったなぁ」とつぶやく人々がいるわけで。
夏のお昼ごはんと言えば、冷たいそうめんかひやむぎですよね。
一応、そうめんの次はひやむぎ、という具合に気を使って?いるわけですが、必ず「またぁ?」と言う人がいるのです。
「またぁ?」とはどういうことであるか?
つまり作る側からすればそうめんとひやむぎは別もの、のつもり。
食べる側からすればそうめんとひやむぎは同じもの。
太さと呼び名が違うんだから別もの扱いでいいじゃないの・・・。
太さじゃなくて製造過程がポイント
一般的な乾麺には明確に呼び名と太さの基準があります。
そうめん: 直径1.3mm未満
冷や麦 : 直径1.3mm以上、1.7mm未満
うどん:直径1.7mm以上
ところでこれらはすべて原料も同じです。
ですからそうめんとひやむぎは太さが違うだけということなのですね。
太さが違うだけなら「またぁ?(同じもの)」と言われても仕方ないか。
*ただしそうめんとひやむぎには機械で作る「乾麺」と、手作業による「手延べ干し麺」の2種類の製法があり、手作業で作る麺で1.7mm未満のものは、そうめんでもひやむぎでもどちらの呼び名でもいいそうです。
太さによる呼び名の違いよりも、乾麺と手延べ麺の違いのほうが明確です。
乾麺と手延べ麺の違いは「油」が含まれているかどうかです。
手作業で作る手延べ麺は、作業の途中で表面が乾いてしまわないように油が含まれているものが多いとか。
つまりはそうめんとひやむぎは、太さの違いと乾麺と手延べ麺の違いの2つがポイントということですね。
もっと詳しく知りたい方はこちら全国乾麺協同組合連合会のサイトをどうぞ。
同じ感を減らすための麺つゆ
まぁしかし同じ原料の太さの違う麺とはつまり同じ麺ということでして。
さらにいつも同じ麺つゆ、同じ薬味、で食べていればどうしても同じ感満載になるのもやむなし・・・。
実は家族には理解してもらえませんが、私はそうめんとひやむぎは麺つゆ+オリーブオイルでいただいています。
爽やかというか、まろみが増すというか、のど越しがさらによくなるというか、とにかくおすすめです。
オリーブオイルの他には、ゴマ油の日もあればや梅干しの果肉をたたいたものを入れる日もあります。
レモンを皮ごと刻んで麺つゆに入れるのも好きだし、麺つゆ+コチュジャンも美味しいですよ。
こちらには焼き肉のたれやトマトジュースを使ったアレンジなども紹介されています。
薬味もねぎ、青じそ、しょうが、ミョウガの定番からトマトやパプリカ、パクチーなどの夏野菜、アジの干物を焼いて身をほぐしたもの、焼き肉・・・どんな食材を持ってきても合いますね。
そうめんもひやむぎも食べ飽きないようにあれこれ試してみませんか?
おしまい
これからが夏本番。
お子さんのいるお母さんたちは今からお昼ごはんが憂鬱なのでは?
そうめんとひやむぎ時々チャーハン、場合によってはカップ麺・・・。
「またぁ?」と言われてもそうめんとひやむぎを主役にしたお昼ごはんで夏を乗り切りましょう。
「簡単にそうめんでいいよ、っていうなら自分で作れや」