みなさま、ごきげんようでございます。
なんだか今日は昨日よりも日中もグッと涼しくて
いよいよ本格的な秋になったのだな、
あぁ夏は終わったのだな、と。
そんなタイミングでこの夏のお話をしちゃいますよ。
(夏のうちに書いておけばよかったのにね)
この夏、わたしナスを上手に漬けられるようになりました。
いえね他県のみなさまはご存じないかもしれませんが
新潟の夏といえば「ビール・枝豆・ナス漬け」が3種の神器でございましてね。
しかしながらナス漬けだけは子どもの頃より買って食べる習慣だったのです、わたし。
買うといってもスーパーではなく農家のおばさんが漬けたもの。
実家でも結婚してからも農家の方が軽トラでお野菜を売りに来てくれる環境にあり
おばさんが育てて漬けた新潟名物の十全ナスのお漬け物をいただいていたのです。
そりゃ美味しいもの……自分で漬けようなんて思わないもの……昨年までは。
ところが今年ふと流れてきたYouTubeでね、見てしまったのですよ、ナス漬け動画。
なんだか理科の実験みたいで面白そう、なーんて思っちゃったんですよ。
そうしたらじぶんでも漬けたくなってしまいまして
試しに1回だけのつもりで漬けてみたのです。
そうしたらまぁ美味しくできちゃってさ。
「わたしにはナス漬けの才能があったのか?」と思うほどでした。
本当は才能ではなくて農家さんが育てた美味しいナスと
美味しいナス漬けの素のおかげなのだけれど。
ちなみにわたしを勘違いさせたナス漬けの素はこちら。
さてではナス漬けの作り方を。

1,ナス500g ※ヘタを除いた重さ
2,砂糖大さじ1半
3,粗塩大さじ1半
4,水500g
砂糖はきび糖を使いました。
ナス漬けの素の材料・作り方には砂糖の表記はありませんが、
YouTubeで見た動画では砂糖をすり込むことで皮が柔らかくなり味も浸透するとあったので採用。

1,ナスのヘタを切り落としよく洗って水気を拭き取る
2,ボウルかジップロックにナスを入れて砂糖を加えてよくもむ ※きれいな紫色
3,砂糖のザラザラ感が無くなったら塩を加えてよくもむ
4,ナスの素を加えて軽くもむ ※きれいな濃紺色
5,水を加えて冷蔵庫にて味をなじませる ※3日ほど漬けたら食べごろ
こうしてまたひとつじぶんで作る漬けものが増えました。
秋ナスも美味しいからさぞやと思いですか?
ところがですね、秋になってからまったく漬けていなかったりするのですよね。
なぜかって?
それは新潟県人だからでしょうね……どうもナス漬けは夏の食べものという揺るぎない思い込みが……
もちろん一年中食べていいのですよ、ナス漬け。
いつ食べたっておいしいですものね、ナス漬け。
でもでもどうしてもナス漬け食べようかってならないのよね。
(我が家だけか?)
不思議不思議。
ということで来年の夏もナス漬け作りますよー!
<おまけ>
ナス漬けとおなじくらい我が家の食卓にあがったナス料理をひとつ。
お料理と申しましても切って炒めただけなのですけれど
お酒やごはんに、そうめんや冷やし中華の具材に、お弁当にと大活躍しました。
使うのはナス、大葉、ゴマ油、醤油麹、みりん。
醤油麹のおかげでただしょっぱいだけではなく甘みと風味が増します。
ゴマ油でナスを炒めて醤油麹・みりんを加えなじんだところに大葉を入れて和えたら完成!
これも秋ナスにピッタリですし、
お漬けものはちょっと苦手という方にもおすすめでございます。