今日は77回目の終戦記念日ですね。
事故や事件や災害や、そして戦争はその最たるものだと思うのですが
じぶんが直接に経験していないとその事柄に触れてもいいものか、と
とても迷います。
けれどこうも思うのです。
年月を経て薄れてしまったり忘れてしまったりすることは仕方ない。
でも決してなかったことにしてはいけない、と。
だからこそ「戦争はイヤだ」「絶対に戦争はしたくない」と
戦争を知らない世代が口に出し続けることって大事なのではないかと。
毎年、終戦記念日になるとその時々の思いをこうしてブログに書いてきましたが
まさかほんとうに戦争が起こり、その惨状を見聞きするとは思ってもいませんでした。
文字にしたらたった4文字の「世界平和」がなんと遠いことよ……
すでに戦火が起こってしまっている地域も
いつ戦火が起こってもおかしくない地域も
そこには何千万人の人のいのちと生活と未来があるのに。
先日3年ぶりに行われたわたしの故郷・長岡の花火大会。
その花火を見た放浪の画家・山下清さんの言葉が今年は特別に重く響きます。
みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、
きっと戦争なんか起きなかったんだな。
来年の今日にはウクライナやロシアの人も終戦を迎えていますように。
日本が二度と戦火に焼かれませんように。
黙祷。