みなさま、ごきげんようでございます。
えーと……3月までは「大吉日」にブログを書くと宣言していましたが
10日と15日の「大吉日」をすっ飛ばしました。
まあ気にされている方はひとりもいないだろうけれど誠にすみませぬ。
とはいえお約束なのでね、わたしと読んでくださっている方々に幸あれ。
そして今日は3月20日です。
1995年から「あの日」と呼ばれている3月20日です。
30年前の3月20日、地下鉄サリン事件が起きました。
いやこの場合は起こされましたというほうが正しいのか。
1995年3月20日月曜日。
いつもとおなじ月曜日が始まろうとしていた午前8時ごろ、
東京の地下鉄丸ノ内線、日比谷線、千代田線の車内に
サリンが散布され乗員・乗客ら14人が死亡、6300人あまりが
負傷したテロ事件です。
世界で初めて化学兵器が一般市民に使われたことで世界中に
衝撃をあたえました。
事件の首謀者であるオウム真理教からはおよそ40人が逮捕され
現在までに13人の死刑が執行されています。
当時わたしもこの路線を利用して職場へと通っていました。
本来であれば事件に遭遇していたはずですし、
もしかしたら命を落としていたかもしれません。
しかし翌日が春分の日で祝日だったことから
偶然にも20日も休みを取って旅行に出かけていたおかげで
いまここにこうしています……
負傷したり亡くなられた駅員さんや乗客の中には
言葉こそ交わしたことはないもののすれ違ったり
おなじ車両に乗り合わせた人もいたかもしれない。
そう思うとほんとうに紙一重のところにいたんだな、という思いと
あのときに失っていたかもしれない時間を生きている、という思いが
毎年この日を迎えるたびにグルグルします。
それにしても30年も経つとは……
今日のニュースでは地下鉄サリン事件もオウム真理教も
知らない若い世代の方が大勢いること、
当時のように若い人を中心にオウム真理教から生まれた
宗教団体への入信者が増えていること、を伝えていたけれど
知らないから仕方がないで済ませるのはとても危険な気がします。
地下鉄サリン事件に限らず3月には「あの日」が多い。
ひとつは東京大空襲(から80年)、
もうひとつは東日本大震災(から14年)。
長く生きていればいるだけ「あの日」は増えていくものです。
個人的な「あの日」と多くの人に共通する「あの日」と。
災害や戦争、事件・事故など当事者か否かでまったく違うし
当事者であったとしても人それぞれで違うし
軽々には言えないけれど知ったうえでどのように受け止めるかは自由だとしても
知ることは大事だと思うのです。
その後のじぶんの在り方を決めるためにも……
3月に訪れる3つの「あの日」はどれも「悼む日」です。
息子たちが生まれてからは「今日は○○のあった日だね」「○○から何十年だよ」と
かならず伝えてきましたし、食卓の話題にもしてきました。
まあだからといって息子たちがことさらそれらについて
調べたり学んだりした気配はちっともありませんが
少なくともなにかしらこころの隅には残っていたらいいな、と。
知らないことはちっとも恥ずかしいことではないけれど
知ろうとしないことや伝えようとしないことは
ちょっと恥ずかしいことなのではないかしら?
なんてね思うのです、なんだかね、3月は。
あらためて3月の3つの「あの日」に黙祷。